おれは並木道を歩いて岡田准一になった
先月くらいに上映していた岡田准一主演の時代劇映画で「散り椿」っていうのがあって。
(チラシの画像を載せるのはマズいかな?)
このチラシの右側に写っている並木道。ロケ地。
ここだ。
この映画、たいていのロケを富山県内で行っていて、娯楽に飢えている富山県民はこういう出来事あると聖地マップとかつくる。
じつは映画自体は見ていなくて(時代劇好きだしせっかくなので見たかったが10月はよゆうがなかった)内容は知らないのだけど、この並木の写真を見て「えっ県内にこんな場所があるの行きたい」と思い立ってそんなわけで眼目山立山寺の栂並木へ行ってみたのだ。
岡田准一がこの道をあるいたので、今回おなじようにこの道をあるいた私はほとんど岡田准一といえるはず。
なお、せっかくなので一通り見て回ったのだけれども、上の案内看板で言う4番から7番あたりまではアップダウンのある林道を進む感じだったのでハイネックを着ていたわたしは無事あせだくになったのであった。
本堂へ向かう道はこう。荘厳な雰囲気にバリアフリーなスロープが完備。
本堂。中に入ることもできたが写真はナシ。
三十三観音が並ぶ観音堂。県のアート系観光パンフにはここで美人のお姉さんがお参りしている写真が載っている。
上記の看板で最も奥に描いてある鳥居マークの場所。日吉社。林の中にとつぜん現れる鳥居、その奥にちいさなお社。ワンダー。
ここの近くに大徹禅師墓という史跡があり、そこで道は行き止まり。なのに微妙に道っぽいものがあるから気付かずにちょっと進んでみて「あっこれ以上は遭難する」って思って戻った。正規ルートじゃなかったのに気づいたのはその後の話。
櫛形山の頂。わたしは体力ないくせに前世が煙なので高いところへ登りたがるのだが、「眺めがいい」って書いてあったのに周囲の木しか見えなかった。あと観音菩薩に弘法大師像。
ちょっと思い立って並木道を歩こうと思って向かっただけだったはずが、思いのほか運動になってしまった。おつかれです。
この後、近くにあるもうひとつのお寺(日石寺)にも行ったが、体力が持たなかったのであまり回らずに団子食べて帰った。
ちなみにこの並木のある立山寺に比べて日石寺は観光地っぽくなってて活気があり、土産物屋もいくつかあるので観光目的ならそっちのほうがいいかもしれない。夏はそうめんが人気だ。
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