損金算入と解約返戻金
保険ビジネスは2極化しているそうです。
1つは保険の売り手にとって、
・利益率が高い
・でも低価格
な取り組みやすい「万が一」のための保険です。
これらはその特性上、大勢の顧客に広く宣伝をしなくてはならないため、CMの多くはこちらの保険のためのもので、我々の多くが生命保険って聞くとイメージするのはこちらになります。
もう一つは売り手にとって、
・利益率が低い
・でも高価格
な商品で、実は保険会社にとって安定したビジネスになっているようですが、CMはやらないし営業も少ないので目立ちません。
こちらが、
・法人決算対策
・財産移転
・相続対策
・事業承継対策
に活用できて、我々がフォーカスすべき生命保険のようなのです。
これらを理解するうえで、まずは「損金算入」と「解約返戻金」の2点を抑える必要があります。
法人契約での生命保険の場合、保険料は「損金」として算入できるものがあります。
いわゆる「掛け捨て」の保険がこれに該当するのですが、これらには「100%損金」、「50%損金」等々、、いろいろなパターンがあります。
「解約返戻金」は、保険を解約した際にもどってくるお金のことで、保険金を受け取るのとは別に、お金が返ってくるもう一つの仕組みになります。
この2つを利用したさまざまな使い方が生命保険にはできるということなのです。
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