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「経営方針・目標と今後のプラン」の書き方

「経営計画」の最後は、「経営方針・目標と今後のプラン」です。

早速、添削前の内容です。

<添削前>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今後も優良な賃貸物件を適正な家賃で提供出来るように建物の維持管理をし、入居者が心身ともに健康で仕事とプライベートの充実を図ってもらい、地域の雇用の創出(清掃業務を地元の業者に委託)を続けて行く事が目標です。
また、ステージング事業を育て、オフラインで運び込む家具だけでなく、バーチャルステージングや、3D(VR)撮影代行、3D(VR)オンライン内覧システムの導入、さらにはステージングに利用している家具や小物をオンラインで購入できるシステムの構築も検討しています。
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厳しい表現かもしれませんが、ちょっと経営者としての意志が感じにくいです。
補助金という税金を源泉としたお金を投入するのですから、強い意志ある経営者とみてもらう必要がありますね。

あと、後半部の、単に賃貸付けに留まらず、新しい形態のビジネスに拡張させていくストーリーはいいですが、専門用語のオンパレードで分かりづらい。
もっと、審査員に理解し易い説明にする工夫がいると思います。

<添削後>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今後も優良な賃貸物件を適正な家賃で提供出来るように建物の維持管理をし、入居者が心身ともに健康で仕事とプライベートの充実を図ってもらい、地域の雇用の創出(清掃業務を地元の業者に委託)を続けて行く事が目標です。

また、自身が培ってきたITのスキルを活用し、従来の仲介会社に依存した賃貸貸付けではなく、新たな形態の自力による販路拡大、そして仲介会社にも利用してもらえるような販促ツールの開発と提供に挑戦してまいります。

その為に、現在のお部屋探しにおける、平面図や室内写真だけを閲覧し、不動産会社へ問い合わせ、その後の不動産仲介営業に同行してもらって内覧、イメージと違う場合はさらに複数件内覧しなければならない現状のしくみを変えるべく、事前に部屋を3D(VR)で確認できる仕組みを自社物件のみならず、市場の不動産仲介会社にも提供し、不動産賃貸以外でも収益を上げる仕組みを構築したいと考えます。

さらに第二弾の改革として、バーチャルステージングを含めたステージング機能を施し、ステージングで使用されている家具や小物類と同等品をオンラインで購入できる仕組みを構築し、DX不動産賃貸業者を目指したいと思います。
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「第二弾の改革」と称して、最後は将来的な夢まで語ってしましました。。(笑)
でも、審査員の方々も人ですから、こういった部分も重要だと思います。


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