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自分の成長に時間を投資する〜ヤッホーブルーイングの社内研修「麓村塾」って、何?~

こんにちは、「Time is money.」を感じている社会人二年生、ヤッホーブルーイングのろん(社内ニックネーム)です。

新人総務、『軽井沢ビール クラフトザウルス』のTシャツで碓氷峠鉄道文化むらに行きました。

~自己紹介~
2023年新卒入社。鉄道好きが高じて旅行趣味に目覚める。19歳の時に、北海道を最後に47都道府県全ての訪問を達成した。好きな都道府県は大分・広島・石川で、特に大分・湯平温泉には年1~2回のペースで訪れる温泉旅館がある。

突然ですが、皆様の会社にはどんな社内研修がありますか?
新入社員研修、年次別研修、階層別研修……。色々な研修があり、そこでの出会いや思い出がある方もいるのではないでしょうか。

もちろん、ヤッホーブルーイングにも社内研修があります。
今回は、そんなヤッホーブルーイングの社内研修「麓村塾」のご紹介です!


麓村塾って、何?

麓村塾は、ヤッホーブルーイングでスタッフ向けに開講している独自の社内ビジネススクール(社内研修)。
名前は浅間山の麓で始まったことに由来しています。

ヤッホーの拠点がある御代田町から拝む浅間山。醸造所から見ることもできます

今期開講するの講座は、実施済みのもの、これから開講予定のものも合わせて合計で16講座。業務改善に使えるフレームワークについて学ぶものや、マーケティングの考え方など、ビジネスの役に立つ講座を多数用意しています。講師はその分野に精通した社内のスタッフが中心ですが、より専門性の高い外部の方に講師をお願いしているものも一部あります。

受講対象は従業員全員。雇用形態に関係なく、受講を希望するスタッフは誰でも受講できます。新入社員であっても、4月の研修が終わった後のOJT期間から参加できます!実際に僕の同期にも、入社から3ヶ月で受講している仲間がいました。
(補足:ヤッホーブルーイングでは新入社員は入社後1ヶ月間、会社や各ユニットのこと、さらにチームビルディングや仕事の進め方などに関する研修を受けます。その後、新卒入社の社員は5月~11月までの間、複数のユニットでの実務を通じてヤッホー流の働き方を学ぶ「OJT期間」があります。ヤッホーのOJTの詳細はこちらから)

そして受講できる回数は無制限!自分に必要だと思う講座があれば、どの講座でも・何回でも受けられます。
向上心があるメンバーを全力で応援するのはヤッホーらしいな、と感じました。

オンライン開催の講座の様子(一部編集)

そして肝心の講座内容は、ヤッホーブルーイングの従業員評価制度の項目とリンクしており、受講後すぐに業務に活かせるものになっています。
そのため、業務の中で自分の能力発揮に課題を感じている人や、もっと業務を効率よく進めていきたい!自分のスキルアップにつなげたい!と思っている人にはピッタリの内容ですし、ヤッホーに閉じたスキルではなく、社会人として必要なビジネススキルが身につけられる内容となっています!

受け方・考え方

受講方法は簡単。時間を確保して申し込みをする、それだけです。(一部は事前課題があります)
ただ、麓村塾を受講している時間や、受講に伴う課題に取り組む時間は基本的に業務時間外となります。
「業務で必要なスキルを教えているから業務内の方が良いのでは?」という意見もあるかと思いますし、僕もそう考えていました。

しかし、麓村塾の参加はあくまでも任意。参加者は自分の「時間」を投資する。会社は「機会(そして、必要に応じて会場への移動交通費)」を提供する、という考え方で運営しています。
登山で例えるならば、登る山(どの山を目指すか)も、そもそも登るか否かも自分で決められる、ということですね。ヤッホーブルーイングでは「成長登山の自由」という表現をしています。個人にとっては険しい山でも挑む価値はあると思いますし、険しさによらず必要なスキルがあると思ったらどんどん登ってもらいたいと思います。
(目標を決めて何かを得るという意味では、山頂の山小屋で飲むビールが格別に美味しいというのと感覚は近いかもしれませんね)

とても余談ですが、ヤッホーのフラッグシップである「よなよなエール」は、
登山が趣味のスタッフ「おかぽん」によって、南米最高峰のアコンカグアに登頂したことがあります。(おかぽんの左手にいますね)

ヤッホーブルーイングでは基本的に、一番の学びの機会は仕事の中にあると考えています。
その一方で、もっと学びたい!ここが苦手だから克服したい!もっと自分の強みを伸ばしたい!といったニーズに応えるために麓村塾という「機会」を用意している、という形になります。
自分の時間を投資しているからこそ、「より深く学ぼう!」「もっと自分を成長させたい!」という意欲が高い人が集まっているのではないか?と考えています。

研修を受けるタイミングや受講メニューを会社が用意してくれる企業が多い中で、ヤッホーではなぜこういった考え方をしているのか。
考え方のベースとなっているものに、ヤッホーブルーイングのスタッフとして目指したい働き方を示した「ガッホー文化」というものがあります。

この図に当てはめると、麓村塾は「自ら考えて行動する」「切磋琢磨する」の部分の後押しをしている、と捉えることができます。
そして、学んだスキルが業務に活かせて成果につながった瞬間には、「仕事を楽しむ」こともできると思います。

ちなみに、「受講をしたいけど、どうしても開講日に時間を確保できない!」という方向けに、「セルフ麓村塾」も用意しています。
こちらは動画(外部の映像教材および社内講座の録画等)とヤッホー独自の演習課題・レポートを通じて、講座に直接参加しなくても自身で学習することができる仕組みです。
時間を選ばないので、例えば早朝や夜間、休日の時間など、スタッフが学びたいタイミングや時間に受講することが可能です。

自分にとって必要だと感じたら、ぜひ受講してほしいと思っています。
そして、会社はその学びを全力で応援しています!!

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました!
実は私自身も2講座受けたことがあり、そこで得られた考え方をユニットに持ち帰って業務をしているところです。
また、ガッホー文化のベースとなる「フラット」があるからなのか、入社一年目にもかかわらず、講師のベテランスタッフともざっくばらんに議論することができたのはとても良い経験だったと思っています。

自分の成長にお金ではなく時間を投資する、文字通りの「Time is money.」を感じた瞬間でした。
まだまだ社会人としては未熟な2年目の私、自分の苦手の克服や自分の得意をどんどん伸ばして行くためにも、麓村塾を活用していきたい…、そう思いました。

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それでは、また次回!

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