試作1号のマーキングについて
タフティングの手習いをしながら思ったのは、全くマーキングなしで基布にタフティングガンで打っていくと何処までも止まらずに行きそうだと言うことで、とりあえず油性ペンでマーキングをして範囲を決める事でした。
そこで試作1号では、画像を基布に転写する方法を試してみました。まず画像を選んで、イラストレーターで線画にし、左右反転の上、レーザーカッターで切り抜きました。お借りしているレーザーカッターはA3を一回り大きくしたサイズが最大です。
この方法での利点を考えると、将来多色化する際には、元画像を線画にする際に色毎に分解してそれぞれをカットすることで、いわば版画のように多色化できるかなと。レーザーカッターを使えば細かい線も切れるので(おまけに手作業と違って紙を切るスキルは不要)、各色毎にカットした紙を重ねれば比較的簡単に多色刷りの模様が布に転写できます。
他方、大きなサイズにこの方法を適用するには、レーザーカッターの最大サイズの制限を受けますので、必要なサイズを得るには何分割かする必要があります。まだ探してはいませんが大型のカッティングプロッターなどでシートをカットするサービスをしてくれるお店があればA1とかA0などで出力してもらうと良いかもです。
これを基布の裏側に止めてスプレイペイントでマーキングしました。
スプレイ塗料は使ったことが無いので、室内で安全に使えることを考えてこれにしましたが、合っているかな??念のため床にブルーシートを敷いてスプレイしましたが思ったよりも飛び散ることはありませんでした。
線が細いので、ここは我慢の手作業になります。
パンチニードルのツールだと思いますが細いほうを使って手作業で線を作っていきました。でも、このくらいの線の太さだと2本(2Lines)くらいしか入らなくて出来上がったときは目の部分などは、周りの白に埋もれてしまいました。一通り線画ができたらその周りの境目の部分も手作業で入れ込んでいきました。そのあとは周りからタフティングガンで埋めていきます。
最初の図案から見ると笑えちゃいますよね。でもとりあえず試作1号完成です。この後の裏側の加工は全然写真を撮っていないので次回作の時は頑張って撮るようにしますね。
裏側の写真です。やっつけ仕事感満載です(恥) バッキングシートの上に基布の端を折りたたむのが正しいようです。
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