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サイズが小さくても侮ってはいけない話

雨の合間を縫って近所の散歩を続けています。公園近くの歩道の法面を芙蓉の花が彩っています。お散歩のお供はiPhoneですが、改めて機材を持ち出して撮影してきました。


ロシアによるウクライナ侵攻が始まって、新聞やテレビを見る時間が増えました。夜のプライムニュースはビデオに撮って、翌日夕方から軍事専門家の解説を聞き、新聞の解説を読み、ついに世界地図まで購入する始末。

ちょうど2m四方の「神坂雪佳の「海路」」も完成したところだったので、今度は小さな作品を作ろうかなと考えました。

そうだ !!   ウクライナ市民への支援をしたらどうだろう。
作品を売るとか、販売できる「商品」としての品質にはまだ自信が無い、だけれども、作ったものを提供して(誰かに差しあげて)、もらった人がその人の感じた価値に応じて金額に変換して、1千円でも2千円でも、直接、赤十字やユニセフなどに寄付をしてもらうと言う仕組みはどうだろう。
妄想はさらに膨らんで、秋には地元の「クラフト市」デビューだ、、、
ワークショップを開こう、などと盛り上がります。
(あくまでも自分の中だけです、ハイ )

1m四方のフレームを造り、基布を用意して、ブルーとイエローのウクライナカラーのアクリル糸を用意した。 ここで40cm四方のクッションを4枚同時に作業ができるようにしました。

はい、ご想像のように見事に失敗です。 右上にあるべき一枚は数か所も基布を穴だらけにしてリカバリーをする気にすらならない状態でした。
(写真ご容赦)
右下のものは一か所大きくリカバリーして何とか形にしました。
多分、一番良い状態のものが黄色ベースの鳩とオリーブ、なんとかそのように見えるかな??と言う所です。
細かにみると右のものは基布を切ったために白い糸がかなり出ていて丁寧に取り除いていますが、左側のものは基布を痛めることはありませんでした。
かなり慣れるのですね。

一番の敗因は、図柄が細かすぎたこと。細い線は出てきません。
2番目は、初めて使うアクリル毛糸、タフティング用らしいのですが、
もともと私は普通のセーターとか帽子とかを編むための毛糸を使っています。もとになる糸何本かを撚って毛糸になっているのですが、今回のものは
全く撚りが無い8本の糸の状態なので腰がありません。
最終的には「慣れ」の問題のようなのですが、とにかく悲惨なくらい難渋しました。 おかげで途中経過の写真すら撮れていません(笑)
ということで、サイズが小さければ簡単だろう、とか侮った事が大きな間違いでした。

さて、サイズの問題の続きでもあるのですが、1X1 スクエアフォーマットは、やはり独特で素材の写真を撮ることからハードルが上がります。
写真のフォーマットである2X3、2mX3mにフレームを拡張して組みなおしました。 やはり大きいです。でもこれで180cmX270cm、写真がすんなりと納まります。秋から冬にかけてじっくりと進めていきましょう。

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