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ヨッ友から始まる人間関係

青学大・慶応大・東経大・東洋大・日大のインカレゼミ企画RIPの発表会に参加してきましたよ(今年は千葉商科大学は参加なし、すみません、留学復活対応でスケジュールがイレギュラーすぎて)。技量・熱量ともに過去最高レベルでした。学生の学び方、教員の教え方を学びまくりで、これは仕事に活かします、はい。

スピーチしつつ、ふと気づいたことは。「あれ、そういえば、どうして私はここにいるのだろう?」「そうだ、柳瀬君が誘ってくれたからだ」と。しかも、柳瀬君との人間関係って、これは共有すべき何かがあるのではないか、と。

柳瀬君とは、慶應義塾大学商学部教授の柳瀬典由先生のことです。
https://sites.google.com/site/nyanasetku/home?authuser=0

今年で高校卒業&大学入学から30年。

彼とどうやって知り合ったのか?

そこで登場するのが、札幌南高校の先輩(しかも、軽音の先輩)佐久間紀佳君なのです。名前を聞いて、50人に1人くらい「おや」と思う人がいるかもしれません。そう、日テレのドラマプロデューサーとして有名な人です。
https://www.allcinema.net/person/500409

佐久間「さん」は、一浪。私の方が先に電子郵便で合格者リストが届き。「あれ、佐久間さんも受かってる」と気づき。軽音つながりの同級生に「俺、受かった。佐久間さんも番号あったよ」と伝えると、10分後くらいに佐久間「さん」から電話がかかってきて。「番号を読み上げてくれ」「○○、○○」「あった!うおー!」という。

で、「ツネ、同期になるから、これから俺を呼び捨てにしてくれ」「おお、じゃあ、ノリって呼ぶね。ノリ!」という甘酸っぱいやり取りが。書いているだけで泣けてきた。

そのノリの語学クラス(ロシア語25クラスだったと思う)の同級生が、柳瀬君で。ノリから紹介され。最初は今でいう「ヨッ友」のような関係だったのだが、次第にノリ以上に学生時代も、社会人になってからも一緒に過ごすようになる。・・・というか、ノリと27年くらい会話していないことに気づいた。元気かな。

柳瀬君は学園祭運営委員会などで活躍し。プロレス研究会としてお世話になり。その後、卒業後に連絡をとったら、最短距離で博士号を取得し、東経大の先生になっていてびっくりした。

2003年に、私が一橋で講演するときに見に来てくれたうちの一人が、柳瀬君だった。彼のお誘いで、東経大で講演したり。さらに、このインカレゼミRIPにも誘われ、実に20年、参加している、という。

東経大の研究室に入った瞬間、そうか、柳瀬君はここまで勉強しているのかと震えたことを覚えている。東経大→理科大→慶応大と移籍したが、どの時代においても、彼のゼミは発表の技量と熱量がすごい。その指導法を必死に学び取ったり。

書いていて泣けてきたが、そういうわけで「ヨッ友」から始まる人間関係というものもあるのだ。2023年度は学生生活の自由度がますます広がりそうだ(一時ほどではないものの、円安で留学、海外旅行は大変だけど)。こういう、偶発的な出会いが広がりますように。そして、声をかける勇気を。

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