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調達ラッシュの国内CBD企業、時価総額はいかに!

ここ数ヶ月間で調達が相次いだ日本のCBD企業に関して少しまとめておきたく書きます。CBDのD2C事業でもしっかりと資金調達をしている企業が増えてきました!

mellow

株式会社Linkshipが運営しているmellowではCBDドリンクやサプリを販売しています。Linkshipは先日anriなどから調達を発表

登記情報によると、2016年に資本金50万円で設立され、2019年に350万円に増資(恐らく創業者?)、そして2020年7月に1300万円に増資しています。そのため、今回の増資は950万円でした。

今回発行した株式数は76株だったので、1株当たり価格は125,000円。調達後の発行済み株式数は426株のため、調達後の時価総額は53,250,000円、新規発行分は約17.84%でした。どういうエクイティーストーリーを描いているかかなり興味深いです。

Linkshipは4年事業をドライブしてきた企業で、CBD事業はLinkshipにとって新規事業です。たぶん。正統法のマーケティングが規制によりできない中、調達リリースによる認知拡大、購買も起こりそうです。起こるでしょう。ドリンクは完売したというツィート(ツウィート)もみた気がします。

TEODA

SAVORYが運営しているTEODA

風の噂で調達したと聞いたのですが、資本金額の変更がなく「あれ?噂だったのかな?」と思いましたが、これが噂のJ-KISS型新株予約権というやつでした。

今回のケースでいくとバリュエーションキャップは2000万円で、ディスカウントが20%でした。転換時の株式数は 新株予約権の価格 / 転換価格 で計算されます。

むむむ、2000万円?現在の発行済み株式数が1000株、J-KISS型新株予約権21個を恐らく1個100万円で出しているので、2100万円調達しています。評価額が2000万円の場合、2000万円 / 1000株 なので2万円/株、2100万円/2万円で1050株となる?発行済み株式数が1000株なので創業者以外が過半数を持ってしまう、、、?ので流石にこれは計算が間違っていそうdeath。

CORALの記事がとてもとてもわかりやすく、このキャップベースに該当してて、計算も合っていそうではありますが、自分が利用するときに見直そうと思いそっと謄本を閉じました。(詳しい方、教えてください...)

J-KISSは何がそんなに美味しいの?いろいろ考えずにとりあえず、必要な時にじっくり考えよう、でも大まかには決めとくよって形で考えるコストが低いのではないかと思います。が!キャップバリュエーションがあるので実質バリュエーションが決まっているという考えもあるそうです。

WALALA

WALALAは株式会社バランスドが販売しています。事業会社2社から調達したとされています。

謄本によると、約20,004,096円調達しています。その際に発行した株式数が13,664株なので1,464円/株、調達後の発行済み株式数が116,141株なので割り当て分は約11.77%、時価総額は約1.7億円です。

殴り書きだったので間違いあるかと思います!もしお気づきの場合はお知らせください!

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