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「めんどくさい」は最強の継続マシン

 僕はとにかく面倒くさがり屋だ。これには自信がある。

 食事のレシピを考えるのが面倒くさいから昼飯はここ3年間毎日同じものを食べていくらいだ。

 加えて飽き性なので、何か継続できた経験はこれといって無い。大学時代のサークルが3年間で、一応引退までいたけどそれくらいだ。

 一方で現実を見れば、何か物事を達成したりスキルを身につけるには努力を積み重ねる以外に方法がない。習慣を継続して初めて獲得できるものだ。

 学校にいれば定期的に授業がやってくるので、ある程度の知識は身に付く。が、社会人となれば自発的にスキルを習得していく必要がある。自分の面倒を見てくれるのは自分だけだ。

 振り返ってみれば、職場など、ある環境に身を置いたことで経験値が蓄積されたことはあっても、自分で意図してスキルを身につけたことは2019年まで恥ずかしながら、なかったかもしれない。

 それが大きく変わったのが28歳、2019年だ。

 酒蔵で作業するために3ヶ月前から筋トレを開始し、体力をつけた。

 この経験あって、継続の重要性を身をもって体験したわけだ。

 が、習慣化が大切と分かっても行動にすんなり移せるかと言われたら、そうではない。

 そこで考えたのが、行動のシンプル化だ。

 やることがシンプルなら続けやすいと思った。

 例えば、以前日本酒ニュースのキュレーションをやろうと思ったことがある。この時は人海戦術でネットからニュースをサーベイしていた。

 まぁやる気は最初だけで、こんな手間のかかること続かないわな笑
 面倒くさい病が顔をのぞかせる。

 そこで、情報のサーベイと投稿を自動化するプログラムを組んだ。

 おかげでパソコンを立ち上げたら、コンソールにプログラムを読み込む1ステップだけでニュースキュレーションを実行できるようになった。

 面倒くさい根性を貫いたおかげで、時短とプログラミングスキルが身についたのである。

 面倒くさい、最強。

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