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一日一日を大切に

千秋楽が明けてから2日が経過したが、照ノ富士優勝の話題よりも各メディアでは、小室の帰国報道ばかり。彼がどこで何をしていようが、国民には何の支障もない話。そんなことよりも税金の行方や緊急事態宣言の今後のほうが気になる経営者のほうが多いはず。にもかかわらず、ニューヨークのJFK空港⇒成田空港⇒横浜の自宅とカメラクルーが連携して生中継している。一体、公共の電波を使って、テレビ局は何をしているのか?ほかに報じるべきことがたくさんあるはず。

そして、照ノ富士優勝の話題をかき消すかのように白鵬の引退が報じられて、まだヤフーニュースでは記事が止むことはない。彼が実は、秋場所前に引退を示唆していて、前場所に優勝していた横綱が引退発表は恰好つかないから、相撲協会が受理しなかったなどの記事が掲載されているが、そんなことは今となってはどうでもいい話。そもそも、大相撲の人気が低迷していたころから白鵬は一人横綱として、支え続けてきた。モンゴルから一外国人として日本にやってきて、頂点まで昇り詰めたのだから、努力は並大抵ではなかったはずだし、外国人という現実により日本人力士がすることのない苦労がたくさんあったはず。それは大いに賞賛されるべきことと思う。

さて、照ノ富士は、優勝を決めた翌日にリモート取材に応じたが、「一日一日を大切に」をいう常に基本に忠実な横綱の言葉は突き刺さる。これはまさに我々が学ばなければならない姿勢であると思う。照ノ富士の躍進にはたくさんの人が勇気づけられた。


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