『すぐやる人になるための簡単なテクニック』
今回は、前回の『モチベーションに頼らず、すぐやる人になるコツ』の
応用で
そのためのいくつかの具体的なテクニックについてご紹介します。
その①「前日に少しだけ手を付けてみる」
前回の内容でも触れましたが、
人間の脳は、新しいことに挑戦しようとしたり、難しい問題を解決しようとすると
命を守ろうとする先入観が働き、現状を維持しようとする。
この性質を利用して、新しく始めようとしていることについて
ほんの少しでもいいので前日にかじっておくことが効果的です。
例えば本格的に筋トレを始めようとする日の前日に
腹筋を一回だけやってみよう、腕立て伏せを一回だけやってみよう、
など
その動作をほんの少しだけ体に覚えさせることで
当日本格的に始める際に、脳が既に一度体験したことの延長として
抵抗を感じずに取り組み安くなるんです。
繰り返しますが、脳を錯覚させるために必要な予備動作はほんの少しのことで
十分なんです。
その② 「既にある習慣にくっ付ける」
これは、新たに始めようとしていることを、
既に日常で当たり前に行っていることに
くっ付けてセットで取り組むようにする、という方法です。
歯磨きをしながらスクワットをする。
入浴中にマッサージをする。
など、
既に習慣になっていることと組み合わせることで
これも脳が慣れていることと錯覚し、抵抗を感じにくくなることで
便乗して習慣にしやすくなるんです。
皆さんが当たり前に毎日やっていることを思い出してみて下さい。
その③ 「条件反射で科学的に脳のモードを切り替える」
これは、新たに始めることを
毎回時間や場所などのシチュエーションもセットにして決めることで
そのシチュエーションになったらやる、というように
条件反射で脳のモードが切り替わることで体も動きやすくなるんです。
何時にジムに行く。
何時にキッチンでトレーナーに食事の報告をする。
パーソナルトレーニングを受けているシチュエーションで
例えていますが、
このように科学的に脳の仕組みを理解し、利用することで
モチベーションだけに頼らずに継続して体づくりに取り組みやすくなるので
是非ご自身の日常のシチュエーションに当てはめてみて下さい。
今回も読んで頂きありがとうございます。
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