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202406_内省浪漫
今回は先月の振り返りを中心にしていきたいと思います。
コンセプトデック
先月は、アウトプット関連について学んでいることが多かったかなという印象です。
伝わるアウトプット、ドキュメント、プレスリリース、コンセプトデックなどが挙げられるかと思います。
その中でも、コンセプトデックは以下のように矢本さんが整理されているのを学ばせていただきました。
・カスタマー
・ミッション
・事業モデル
・ペインポイント
・プロダクト
・なぜ勝てるのか
・ビジネスモデル
・マーケットのペネトレーション
・ユニットエコノミクス
・ストラテジー
自分でも、まずは見よう見まねで行ってはみたものの、7月に入ってからもアウトプット方法では、苦慮している部分も多く、ただ行うだけでは全然ダメなのが身に染みています。
今のところは、これまでやっていないかったため、作ることが目的となっており、これを作ってどうなるといいのかという視点が全然ないことが反省点であるかなと思っています。チームや組織のスループットを高めるためにドキュメントが存在し、開発時の前提条件や与件整理のためにコンセプトデックのようにまとめておけるといいのかと思います。そして、誰のための何のためのどんなときに必要な資料になっているのかなど、引き続きこちらはきちんと身につけられる様つづけていければと思います。
バリュープロポジション
マクロな企業視点での学びも多かったかなという印象です。
マーケットサイズ、バリュープロポジション、コンパウンドスタートアップなどが挙げられるかと思っています。
その中で、原健一郎さんnoteからの学びが多かったと思います。
バリュープロポジションとは、「誰が顧客」であり、その顧客の「ペインポイントは何で」、その顧客に対して「どのような価値を提供する」、「何で(製品カテゴリー)」、それは「どのような機能」によって成立しているか。それは「競合製品や既存のソリューションと比べて」どう違うのか、をシンプルに明らかにするもの
ターゲットセグメント:フォーカスして考える
ペインポイント:Nice to have (まああったらうれしいかな程度)なプロダクトであるか、Must have (ないと本当に困る!)なプロダクトか
機能と価値: 「ペインポイントを解決するために何が一番重要な機能」になるのか。「その機能が代替手段よりも"10倍の価値"」を提供できているか。
競合/代替製品: 競合製品、現在の代替手段は「絶対に甘く見ない」
カテゴリ: その業界での圧倒的な存在感がある企業/製品はそれがそれ自体でカテゴリとなり、他と比べられることがなくなります。
少しずつ、Must haveなのか、ペインポイントはなんなのかという意識はできる様になってきましたが、それは実践にも繋げられているかという点は、前述と同義になりますので、こちらも身近な部分から継続して考えていけたらと思っています。
アグリゲーターとプラットフォーム
アグリゲーターなのかプラットフォームなのかという部分は、とても面白かったです。先日、メタバースについて学んでいた時も、メタバースをインターネットの次と捉える場合は、1社で何かルールが作られる世界というよりは、数社でルールが出来上がっていくような、環境ができるとメタバースが社会認知されていくのではないかというのを、オフトピックでも話されていたかなという印象です。そのときに、Fortniteなどは、Fortnite上でライブが行われたり、自分の世界を作れたりなど、開発環境の提供や当初のゲームとは違った使われ方もしており、プラットフォームと言える振る舞いが行われているのではないかと思いました。
10Xでは、プラットフォームを見据えていくにあたり、BtoBtoCにピボットしていったかと思いますが、この前、オンライン診療について考えているときに、現状は、BtoBやBtoCのソリューションは増えてきている印象なのですが、そのつながりや一本通す形になるとまだまだ整備されていない部分が多いのかなと思いました。こちらも、ただのオンライン化ではなく、病気の発症から薬を受け取るまでの一連のジャーニーの顧客体験が最大化する様になればいいのかなと思います。
チームトポロジー
チームトポロジーはまだわかっていないながらも、使いこなしたいなと思うワードでもあります。
いい組織とは顧客に「素早く」「頻繁に」「安定的に」価値を届ける。問題があれば素早く復旧する、ということで、僕は、その中でコンウェイの法則が一番印象に残っており意識しています。
組織の中で愚痴の様なものや問題が起こったときに、その問題をなお追うと思うと、今の組織で最大化しようとしているKPIでは、今出ている愚痴を減らすのはとても難しそうだと思ったり、組織やKPIにより、最前線で顧客と向き合っている方たちは、そのKPIに従った行動に比重が置かれ、不満が溜まったり、顧客からの評価も、その比重が置かれた行動によって行われるのかと思います。
これはすぐに同行できる問題ではないと思いますが、組織編成などに携わるときなどはこの様な視点は忘れない様にしていければと思っています。
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