真剣ぶるのをやめてみる
「あのときこうできていたら」
行動できなかった思いは昇華されなくて、
自分の中で腐って澱のように沈殿する。
仕事を理由に被災地に行けなかった思いとか
ためらって、行動しなかったこと。
その後悔はなにも生まない。
誰のためにもならない。
自分自身が昇華させようとしない限り、
ただただ重い濁りになって、自分の中に残る。
本当はそんな大したことなくて、
何もなかったふりしてここから始めればいいんだけど
真剣に難しい顔して悩んでる顔を見せて
誰にともなく「いや、でも仕方なかったんだよ」って
行動を正当化することにがんばって。
そもそもその「つらい思い」って結構無駄だよね、
って話をした。
真剣ぶるのって簡単なんだけど、そこをさらっと
平常のふりをしてポップに過ごすのってスキルが必要。
しんどいことをして辛い思いをしないと
お金を稼いではいけない。
楽して稼ぐのは悪いこと、って思ってるのに
少しだけ、似ている。
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