ChatGPTのiOSアプリを使ってみた
ChatGPTのiOS日本版アプリ版がリリースされました。偽物もあるようで、デベロッパが「OpenAI」でアプリ名が「ChatGpt」で検索してダウンロードしました。
アプリ版では、音声認識ボタンが組み込まれていました。入力部分の右側をタップすると、認識を開始します。
さくさく認識され、文字になっていきました。ブラウザでテキスト入力するより、ずっと、楽チンです。(テキストでスマホの認識機能も使えますが…)
今回、私はレシピの相談をしてみました。
最初の発言は、「ホットケーキミックスで蒸しパンを作りたいんだけど、レシピを教えて」としました。続々と、手順がてできます。
続いて、「ヨーグルトも入れて作りたいどうすればいい?」と聞きました。きちんと、前の会話を覚えてくれていました。すごいです。
ヨーグルトを加えるともちもちとした食感も楽しめるよ、というコメントともに、レシピを教えてくれました。
続いて、「電子レンジで作りたい」と伝えました。ここでも、これまでの会話を覚えていてくれました。
教えてくれたレシピで、蒸しパンも作ってみました。見た目はイマイチ感が漂っていましたが、もっちりと美味しかったです。
レシピ検索の王様クックパッドでは、どのように検索されるのか気になり、同様の文章で検索してみました。
クックパッドは、キーワードで検索するシステムですから、上のような結果になります。人は、検索したい内容があらかじめ頭でわかっていれば、「ホットケーキミックス ヨーグルト 電子レンジ」というキーワードを入れてみようと思うので、全く問題はありません。
私が使用したChatGPTアプリは、2021年9月までのデータを元に生成しているそうです。クックパッドのように、リアルタイムに投稿されたレシピは教えてくれません。
クックパッドのような検索とChatGPTとの大きな違いは、ChatGPTでは、自然な対話を通して欲しい情報にたどり着けるという点でしょうか。この自然なやりとりが、クックパッド検索の間に入ると面白そうです。新しいレシピを次々学習しないと実現は難しいのでしょうか。
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スマホに向かってこんなナチュラルなやりとりをしていると、まさに、この映画の世界に近づいてると思ってしまいました。
her/世界でひとつの彼女(2013年)
人工知能型OSの女性との恋愛を描いているSF映画で、パソコンや携帯の中の声しか知らない、実体のない女性に主人公がはまっていくというラブストーリー。
この映画を見た時点で、少々気味が悪いと思いましたが、いよいよ現実感が増したのかと思うと、怖くもなりました。
ChatGPTのような技術と人はどのようにつきあっていくのかが、非常に大切だと昨今のニュースからも感じています。
本日、まとまりのない記事になってしまいましたが、お読みいただきありがとうございました。
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