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#迷い #選択 #決断

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迷える子羊。
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2021年6月の記事一覧

成長とかキャリアアップとか、一旦忘れたい

成長するために。選択肢を増やすために。 僕らはいつまで口にするのだろうか。 「何歳になっても貪欲に成長の機会を求めているんです」としておきたいけれど、成長した先、選択肢を増やした先に何を見ているのだろう。 何も見ていなかったりして。 何も見えていないから、その言い訳として、成長や選択肢という言葉を好んで使っているのかもしれない。 もちろん、逆算で人生を生きていくことが正解とは限らないから、積み上げの考え方で、まずは成長を追い求めるのも決して間違いではない。 けれど

背中を押されたいだけなのに

悩みを打ち明けるときは、たいてい背中を押されたいときだ。 何となく「こっちかな」と決めている選択肢があって、「それで良いよ」とあなたに言われたい、そんなときに悩みを打ち明けている。 きっと、あなたなら背中を押してくれるはず。 年齢を重ねて、自分のことは自分で決断できるようになった。 けれど、やっぱり最後はあなたに背中を押されたい。 決して、自分の決断に自信が無いわけではない。最後に「ぽんっ」と背中を押されると、一切の迷いが消えて動き出せるのだ。 「自立とは、依存先

生きる理由はない。けれど死ぬ理由もない

非常にセンシティブなタイトルかもしれないが、 生きる意味(理由)はない。けれど、死ぬ意味(理由)もない やる理由はない。けれど、やらない理由もない のような状況が日常の様々な場面で起こりうる。 何かを選択するとき、それを選ぶ理由を考えるのは自然な流れだし、何かを決断するとき、それに決めたい理由を模索するのも自然だ。 けれど、そういう時に限って、納得のいく理由や意味を見出せない時がある。 これまでの人生を振り返ると、「こっちは、何か決め手に欠けてはいるんだけど、特にデ

消費だけでは物足りなくなってしまう

SNSを眺めたり、YouTubeで動画を観たり、好きなアーティストのライブへ行ったり、日頃たくさんの消費をしている。 今はインターネット上でのコンテンツが増えたので、消費活動のほとんどをインターネット上で行っている人が多いだろう。 自分自身も例に漏れずそうなのだけれど、最近消費に疲れたというか、純粋な気持ちで消費を楽しめなくなっている気がしている。 好きなクリエイターやアーティストに対して、一ファンとしての気持ちよりも尊敬の気持ちの方が強くなってきているし、休日のほとん