alone

他人の気持ちを知っていたいのは
自分の気持ちに触れてほしいから
それが当たり前の世界を望むから
そんな偶像ばかり映した
フィクションがリアルで
馬鹿馬鹿しいね
話して聞かせて
教えてよ君の今の気持ちを
だって分からなくて
分かりたくもなくて
ただ知りたくて
知っていたいだけ

塵になった感情 拾い集めて
怖くなった現状 見ないフリして
見えてるものが正解とは限らない
だって見たくないもの映せはしない
信憑性がないの 誰より自分のこと
誰かといれば現実になる
憂鬱になる暇なんてない
季節より早い 君の落書き
夢見心地 出涸らしを絞って

味のしない薄い人生じゃ
退屈味わえもしないや
君がいなきゃ飲めないな
きっと一人じゃ

名前すらないよ
呼ばれもしないよ
好きになることも
好かれることもない
嫌われることも
嫌になることも
幸せの定義も
悩みもしないんだろう

贅沢な幸せ
だけど満たされん
随分伸びた影
深夜 探してる才能

やり尽くしたって
やり残したって
変わらないだろう
人生の満足 興味すらもないよ
明日に繋ぐバトン
それもきっと誰かのために

なればいいな
なるといいなって
そうなるといいなって
そうすればいいじゃん

今この瞬間に君の世界は変わる
誰かと一緒に暮らしている今
一人じゃ求めない答えを探すより
君と一緒なら不正解でもいいや

誰に見せる回答
丸つける赤い糸
どこまで繋がるのか探しにいこう
離れてもまた人を好きになる
そんなふたりで生きていけばいいさ