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最近見た映画の感想2023.04-07

ツイートまとめ+補足。ネタバレなしめ。
グリッドマンユニバース、スーパーマリオ、アクロスザスパイダーバース、君たち。

どの作品もよくアニメーションしていて、非常に満足度の高いアニメ映画ばかりでした。
一番好きだったのはもちろんアクロス・ザ・スパイダーバース。



『グリッドマン ユニバース』

『SSSS.GRIDMAN』と『SSSS.DYNAZENON』のクロスオーバーにして続編となる劇場版アニメ。

後日パンフレットを購入したけど、登場した全形態は網羅されていませんでした……。
これはかなりのガッカリポイント。

グリッドナイトの話は昔書きました。


あらためて見ても似てる。


『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』

ピーチ姫を同行させるためにルイージを下げて必要以上にヘタレにするのも正直ね……。
スーパーマリオブラザーズなんだからマリオとルイージは1P2Pとして、ちゃんと同格にしてほしかったのは残念。

サントラ、ポチりました。


『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

説明不要。
前作の感想はこちら。

アクロスを見た後にスパイダーバースを見返したのですが、前作はフキダシ演出とかやってて「アメコミだ!!」とか言われてたの、なんだか懐かしいですね。
今作はかなりカメラワークに凝ってて、マスクを被らない現実(家族)パートはかなり実写ぽかったので、ただの続編に収まっていないところは凄い。

Twitterでスクレイピング対策のAPI制限とか起こったあたりに観に行きました。


そこで「ソサエティは原作通りのストーリーを押し付けてくる原作厨の比喩」みたいに言ってしまうとそれはそれで楽しくないと思うんですよねえ。
グリッドマンユニバースの敵なんかはそういうものとして設計されているのでそれでいいんですけど。

グウェンやBパーカーがマイルスに隠し事をしている、というももスパイダーマンから見た周囲の関係と同じですね。

青を基調にしたトーンを中心に、グウェンの心情に合わせて色調が変わるのがすごくよかったですね。

「髪の毛出てるwww」ってなったけど、見た目だけでなくアクションや性格もキッチリ差別化できてたのはよかったですね。

設定上では女の子に人気なクールな少年、みたいな設定だけど自分には刺さりませんでした。
ビジュアルがチラチラしてるのは個性が出てるけど、「それって前作でもやったよね?」みたいな。

パンフレットは公式ガイドのエントリーモデルみたいなレベルでした。
グリッドマンユニバースにもそういうの期待してたのにどうして……。

あらためて見ても似てる。Part2。


『君たちはどう生きるか』

説明不要その二。
私は『風立ちぬ』を見ていないので、宮崎駿の監督作品を見るのは10年よりさらに前になります。

見る前に上映スケジュールを確認した時は、「ドルビーシネマとかいる?」とか思ってました。
私が間違っていました。

私が一番好きな顔のラインは荒木伸吾さんなんだけど、やっぱり宮崎駿作品のメインキャラもいいラインしてるんですよね〜。

「背景美術がすごい!」みたいなアピールポイントは割と追随しやすい要素だから、今の量産型超作画アニメだと見る方にとってはすごくはあるけどありがちというか。

細田守監督だと『おおかみこどもの雨と雪』なんかはアニメーションとしてすごいよかったのに、その後はあまりそっち方面ではないんですよね。

冒険感もそうだし、船に乗ったり女性に鍛えられたり、インコ大王と積み木もトライフォースに見えなくもなく……?

しかもその美少女は正体がアレだし。
ちょっと父さんが可哀想で笑ってしまいました。

そりゃあ、「インコは何の比喩だったんだろう?」くらいは思うけど、別にそこまで難解でもないというか説明を求めてないというか。
人によっては説明なしで最後東京に戻って終わるのを説明不足と感じるかもしれないけど、あれもアニメ映画の王道ともいえる、“行きて帰りし物語”だし。
『君たちはどう生きるか』というタイトルの作品を見て、他人の解説を求めるのもなんか違うと思うんですよねえ。


ものすごい面白かったとか好みだったとかではないのに、一番語りたくなるのは『君たちはどう生きるか』なんですよねえ。すごい。



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