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プラティヤハーラ(ヨガ哲学を学ぼう)

こんにちは。
今日は土曜日ですね。お仕事でもそうでもない方もいらっしゃる方思います。


今日もヨガ哲学を学んでいきたいと思います。
今日はプラティヤハーラ(制感)です。アシュタンガ八支則の5段階目になります。
プラティヤハーラとは、受け止めるという意味があって、瞑想状態を深めていく段階になります。
五感(聞、触、見、味、香)という5つの感覚は、外の世界を知るための大切な道具ではありますが、その外側に向かっている感覚を内側へ向け、あるがままに自分の内側を見つめることになります。


例えば、鳥の声が聞こえたら、「鳥が近くに来た、かわいい声だな。前にあそこに行った時に聞いた鳥の声と似ているな。あそこにまた行きたいな。
今はいけないな。寂しいな」とか、
何かの匂いがしたら、「この香水匂いは懐かしいな。昔の恋人と同じ匂いだな。あの頃は楽しかったな、今は楽しくない」などと、考えてしまうかもしれません。
それは、感覚に振り回されている状態になります。
その寂しい気持ちになったりすることで、心が疲れてしまい、
やるべきことをやらなかったり、衝動買いしてしまうかもしれません。
感覚を自分で扱うようになるために実践していくことが、大事と言われています。


瞑想のために感覚を意識していくことで、自分で感覚をコントロールできるようになると言われています。
そうすることで、瞑想が深まっていきます。


難しいですけどね。
日々瞑想を実践していますが、自分の内側に意識を向けるため、プラティヤハーラを実践できていないと、やはり外側に意識が向いてしまいます。
瞑想をするとき、心地よい気温で、静かな場所で、空腹であることが良いです。そうすることで、深く瞑想ができます。
しかし、そのような場所を確保することが難しいこともあります。
ですので、プラティヤハーラを実践して、瞑想をしていくことが良いのですね。
私も修行中です。


良い1日をお過ごしくださいね。
shanti.

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