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Surya Namaskar/太陽礼拝

ヨーガの実践練習において、ポーズ/ASANA(アーサナ)をとることがとてもポピュラーになっている現代。様々な流派により多少の違いはあってもスーリヤ・ナマスカーラ(太陽礼拝)という、いくつかのポーズをひと息ひと動作で続けて一連の動きをとる練習法は共通して取り入れられています。
元々インドの伝統的な太陽神へ礼拝をする一連の動きが、一般向けの健康体操として普及したという側面がありますが、意味や目的は変わらず代々伝えられてきたと思うとその歴史の一部を受け取り練習していることに尊さを感じます。

スーリヤ・ナマスカーラ(太陽礼拝)はその名のとおり、「太陽」への「礼拝」。
「太陽」はわたしたちの命はもちろん、宇宙全体を司る存在であり、その存在なしでは生きていけません。
「太陽」は命の有難さと同時に儚さを思い出させてくれます。
毎日、太陽礼拝を習慣化して取り組むことにより、身体面での恩恵はもちろん、精神面の進化そしてスピリチュアルな気づきへと繋がっていきます。

Yogi in Chigasaki では、「Siva Raja太陽礼拝」と「古典太陽礼拝」として2つのシークエンスを練習しています。
ポーズの数や流れに違いはあっても、唱えるマントラはもちろん、身体・精神・スピリチュアル面での恩恵や意義は同じです。

主要12ポーズを含む一連の動きでは、後屈と前屈を繰り返して身体全体を大きく動かしていきます。特に背骨の柔軟性がつき、筋肉や臓器を整える効果があります。
また、ひと呼吸ひと動作の繰り返しにより、集中することや呼吸をコントロールする練習になります。心がひとつに、シンプルになっていく様子も観察するチャンスとなります。
さらに、「太陽」という存在に対し、「感謝の気持ち」や「愛」を感じさせてくれます。特に、後屈では「敬意」を示し、前屈では「降伏」を示していきます。大いなる存在である「太陽」に礼拝していくことで、私たちを見守ってくれている、あるいは創り出し、育んでくれている存在をシンプルに見つめることへ繋がります。

今回は「古典太陽礼拝」の動画を用意しましたのでぜひご覧ください。

「Surya Namaakar /太陽礼拝」
(画像クリックすると再生:音声あり)


太陽礼拝は、早朝または夕方に太陽に向かって行います。
吸う、吐くのひと息ずつポーズを移行して繋がりのあるシークエンスをひとセットとします。ビデオでは4つ目の動きで右脚を後ろに引いて、9つ目の動きで右脚を前へ動かしています。これを右のセットとして、次のセットでは左脚を使います。
実践練習により、身体、心、精神のバランスのとれた成長を目指します。
太陽礼拝の練習を通じて、祈ることについて、生きることについて、よりシンプルに捉えていけるはずと信じています。

古典太陽礼拝は2020年7月配信動画でも詳しくご案内しています。
過去配信動画は4週間練習できる受講プログラムとなっておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
2020/7 8) ★Yogi Practice「太陽礼拝」30分

過去配信動画一覧はこちら
https://note.com/yogiinc/n/nf4f8d48f739e

Yogi オンラインレッスンご登録検討中の方はサンプルとしてもご参考ください。ご一緒できる時を楽しみにお待ちしています。

Yogi in Chigasaki
Chisato Iwamoto
yogiinc7.wixsite.com/yogi-in-chigasaki

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