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20180424_レッスン中に心がけている事_ヨガトーク

ヨガ講師二人の気ままなトークをお届けします!
※この内容は、音声で聞くことができます→Podcast or YouTube

【今回のトーク内容】

2人のプロフィール

【ごま】2012年より指導。妊活をしながら生活になじむヨガを研究。植物と旦那が大好き。行動派のアイディアマン。きなこは、前の職場の先輩。

【きなこ】2012年より指導。ヨガのお仕事だけで収入を得て生活。旅行と自然派アクティビティが大好き。過去は忘れがち。自由なリーダータイプ。


ごま:こんにちは!

きなこ:こんにちは!

ごま:ヨガ講師2人が気ままにトークをしていくヨガトーク。私ごまと。

きなこ:きなこで。

ごま:お送りしていきます。この番組はヨガインストラクターをしている私たちが、ヨガに関するあれこれ。レッスンだったり、体の事に関して私たちの目線でお話ししていきます。地に足がついたリアルな気持ちを大切に、打ち合わせなしのぶっつけ本番トークを送りしていきます。では早速今回のトークテーマは「レッスン中に心がけていること」です。

きなこ:はい。

ごま:はい。まあ、レッスン中。結構インストラクター目線の話をしたいかなと私は思っているんですけれども。指導しているのはの目線ですね。

きなこ:はい、そうだと思ってました。

ごま:よかったです。別に生徒の目線でもいいは、いいんですけど。

きなこ:それもいいんですね。面白いかもしれないですね。

ごま:そう、時間があったら後半、話していきましょうか。

きなこ:いいですね。

ごま:私たちがヨガインストラクターがレッスン中に心がけてることは、結構色々あると思うんですよね。

きなこ:はい。


2人がレッスン中に気を付けている事って?

ごま:でも私はレッスン中に心がけたいなと思ってるんですけど、ついつい夢中になると忘れてしまうんですよね。

きなこ:例えば、どんなことですか?

ごま:例えば、私はレッスンに対しての、指導に関して何ですけど、「あれこれ言い過ぎない」とか。

きなこ:なるほど。

ごま:特にホットヨガは、私持ってますけど。ホットヨガなんてあれこれ言っても頭が痛くないですか。そういうのとかは、結構、重要視してます。

きなこ:大事ですね。

ごま:きなこさん、なんかそういうのないですか?

きなこ:そうですね。今はないです。

ごま:あ、本当ですか。

きなこ:あれこれ言い過ぎないって思ったことあったんですけど、今は気をつけながらやってる感じがします。

ごま:あぁ、もうコントロールできてるっていう。

きなこ:どうかな?あんまり最近思ったことないですね。

ごま:そうなんですね。

きなこ:でもそれ言ったら、 ピッタにならないように、気をつけようというか。自分自身が、ちょっと静けさをやはり持った状態で、教えたいなっていうのは、最近すごい思いますね。どうしてもたくさんの人がいて、大きな声を出しながら、みんなを引っ張っていこうと思うと、ちょっとピッタぽくなりやすいなと思ってるので、そこは注意しているかもしれないです。

ごま:確かに。静けさ持っていたい。

きなこ:はい。

ごま:ホットヨガだと、影響されちゃうんですね。

きなこ:そうですね。ちょっと飲み込まれるところありますよね。

ごま:そう。生徒さんも、そうじゃないかもしれないけど、なんかイケイケな感じで。

きなこ:なるほど、そうなんですね。

ごま:まあ違うかもしれないですけど、私が感じてるだけですけど。

きなこ:ほかのスタジオによっても違うかもしれないですね。

ごま:そう。あのー私のホットを持っているのは、スポーツジムなので、他にトレーニングルームだとか、あとはエアロビクスとかも全然あるところだから、それの流れの一つとしてあるのかもしれないですね。なんか心がけてる事ってありますか。


生徒さんとのコミュニケーション

きなこ:名前を呼ぶ。

ごま:あー、生徒さんの。

きなこ:生徒さんの名前を呼ぶために、最初は呼んでたんですけど。それは、ある会社にいた時に、「名前を名前をきちんと呼ぶように」っていう満足のために言われてたのでしてたんですけど。今はレッスンの前に、初めての方もいらっしゃるじゃないですか。でも、レッスンを10分前に出席を取って名前を頭に叩き込むんですよ。で、20人ぐらいいると、やっぱり、なんかその1ポイントその人のところに手アジャストがしきれないときもあるので、やっぱり「〇〇さん」ていう名前を呼ぶことで、全体の満足度も底上げが気ができるかなって感じていて、そのレッスン中に「その人をちゃんと見てるよ」っていうことも、お伝えするためにも、レッスン前に名前覚えるって言うのはやってます。

ごま:あの出席を取るって、予約がもう見れるみたいなそんな感じなんですか?

きなこ:そうなんです。そこのスタジオは、15分前になると予約者の一覧を紙で出して下さるので、それをやってますね。

ごま:いいですね。

きなこ:ただ、下の名前で呼んでたんですけど。この前やっぱりインストラクター同士て話したら「下の名前だと、抵抗を感じる方もいらっしゃるから、私は苗字にしてるよ」とか。そういうのもありますよね。

ごま:ありますね。スタジオの雰囲気と、自分の方針がね。 兼ね合うをところを見つけられなとは思うんですけど。

きなこ:そうですね。そこもスタジオでは、ずっと下の名前で呼んで、それでうまくいってるような感じだったんですけれども。最近また違うところのスタジオに行って、割と年齢層が高いんですね、そこは。そうするとやっぱり下の名前で私がお呼びした時に、自分自身でも違和感を感じたんですよ。「あれ、ここのスタジオは下の名前じゃないかも。苗字でお呼びした方が良いのではないか」と思ったんですね。そういう風に思ってそうしてることが、果たして正解かわからないんですけども、、、そうしてます。

ごま:「こうじゃなきゃいけない」に縛られるのは良くないですよね。

きなこ:そうですね。ただでも、やっぱり下の名前でお呼びしてるスタジオの方が、距離が近い感じがしますね、生徒さんの。

ごま:なんか「生徒と先生」というよりも「その人と私」みたいな感じ。

きなこ:そうですね。

ごま:に近い気がします。

きなこ:スポーツジムとかだとどうですか?

ごま:スポーツジムだと、基本二手に分かれて。生徒さんの名前が見れるところと、見れないところ。に分かれてて。見てるところだったら、全然苗字名前で全部出てるので、呼べたりもするんですけど。出さないと言うか、もう受付に一個しかパソコンなくて、その中でチェックインしたら、その人の顔が出てみたいな感じだったりするんですけど。自由に出入りできるから、出席とかじゃないんですよね。

きなこ:あ、そうですね。

ごま:なんか整理券とかあったりするけれど、券だから名前で出席とるとかじゃなくて、基本的に名前を知らない。

きなこ:なるほど。

ごま:だから顔が覚えてるって感じですね。だから、あと人が多いので名前を呼ばない方がいいのかなと思って。セキュリティ的に。

きなこ:たしかに。

ごま:個人情報として。

きなこ:そういうのも大事ですね。

ごま:そうなので、特別個人に話しかけたいのであれば、その人に近くに行って、トントンとして声かけたりとか、あとは「どうしても伝えたい」「今の良かった!」と思ったら、近く行って、少し触って「今のが良いです!」って、言いたくなっちゃうから言っちゃう。

きなこ:いいですね。

ごま:名前を教えてくれた人は、もちろんあの二人でいるときは名前で呼んだりとかはしますけど。基本的には知らないですね。


レッスン前に生徒さんへ聞いてること

きなこ:そうですね。あとあれですね。レッスン前に怪我の状態とか、体の調子を伺うっていうのは、やりますけれども。最近入れるのが、例えばレベル1とかの初心者向けのクラスでは、やらないからいいんですけど。例えば、肩立ちのポーズとか、やるようなクラスの時は、頸椎のヘルニアを持っていても、仰らない方とかもいらっしゃるので、具体的に病名で聞くことあります。「痛いとこある人いませんか~?」いない「頸椎のヘルニア持ってる人~?」とか。「腰椎ヘルニア、腰痛のある人~?」と、具体的に聞いたりとかするという技を最近使います(笑)

ごま:いいですね。当てはまっちゃった!みたいな。

きなこ:そうそうそう(笑)「実は、、、」って。「そうだったんですね」みたいな。

ごま:言うのは抵抗があるんですけど、手を挙げるぐらいだったら。

きなこ:はい。

ごま:いいですね~。

きなこ:っていうのを最近。でも、あんまり毎回やるとね、うざいからね。

ごま:いつも挙げてるじゃんって。そうですね。いつも来ている方以外であれば。なるほど。

きなこ:あと最近これもやっぱり聞いた方がいいのかなって思うのが「アジャストされたくない人」って。「触られたくない人」とか。一応聞いた方がいいのかなと最近ちょっと思ったりとか、どうですか?

ごま:どうなんでしょうね。なんか、、、その問い自体が、距離を感じてしまうというか。生徒さんと距離を感じてしまうから、私は言ったことないんですけど、でもジムで「しないでください」っていうところがあるから、それは、昔そのアジャストしたことで、生徒さんに怪我を負わせてしまったって言う所だったので、しないでくださいっていうところの統一だったんですよ。だから、そういうところもあるのか。と思って。聞くべき、、、聞いた方がいいのかもしれないんですけど、それを見定める能力を高めたいかな。

きなこ:なるほど。この人にはアジャストしない方がいいな、とか。

ごま:もちろん、本人の意思と沿わないかもしれないけれど、なんとなく雰囲気で「一人でやりたい」とか。

きなこ:ありますね。

ごま:「私のことはもっと見て!」いう人だったら、アジャストしてあげた方がいいだろうしとか。というのを(感度を)高めて、間接的にして欲しい欲しくないを判断したいかもしれない。そんな時間ないかもしれないですけどね。

きなこ:はい。その辺は、ちょっと最近思ったんですよね。

ごま:ざっくばらんに聞くっていうのも、いいですけどね。

きなこ:例えば、その人が今日初めて体験で。て言うんだったら、ちょっとお話する時間もあったりとかすると思うので「アジャストしたりしますけど、大丈夫ですか」とか「ヨガってこういう目的なんですよ」って話したりとかして、コミュニケーションと言うと思うんですけど、その通常クラスに何人か初めてお会いする人がいるという時に、みんなにね聞くわけにも、なかなかいかないし。というところでちょっと。

ごま:ありますよね。確かに。まあそれもこう自分のレッスンの確立としてね。どうやってやっていこうかっていうの。

きなこ:そうですね。

ごま:きなこさんがまた迷走するところですけど。で、基本的にその最初、怪我を聞かないんですよ。怪我と言うかどっか症状ありますかって聞いてなくて。

きなこ:聞かないタイプなんですね。

ごま:聞かないタイプ(笑)そうですね。それは、結構大人数のところが多いんですけど、少人数だったら、個別に聞いたりとかしてるから、まあある程度、把握しててっていう感じですけど。その皆の前で「僕はこういう症状を持ってます」っていうことを言う人が、まずいないっていうことと、それをみんなの前で他の人に対しても、こう思われるって言うのを、告知してというか。広げてるようなこともあるから、「そういうのを聞くのはどうなのか」っていう人もいて。確かに、そういう考えもあるかもなあと思ったんですよね。で、その聞かないけれども、最初に「あの無理はしないで下さい」とか。あとは、あの「今日は、後屈をやるから、もしかしたら腰痛の人は辛いかもしれないので、塩梅見ながらやってください」みたいなことを、最初には言いますけど。そう個別で聞いたりとかあまりしてないです。

きなこ:なるほど。そうですね。あのやっぱり先生によって、最初みんなの前で聞いて、みんなの前で答えさせるって言うところもあるし、私がティーチャートレーニングで受けた先生は、まずその「怪我ありますか」って聞いて、「はい」言ったら、わざわざその人の所に行って、パーソナルで聞く。小声で。みたいな話をしてて、「何という気遣い!」という風に感動したんですけど、そういうことですよね。

ごま:そうだと思います。何か、あとはそのジムとかだと、どうしても、ご年配の方が多い時間帯だったのかな。なんかあの「今日は肩が痛い人~?挙手してください」「じゃあ腰の人~?」「膝の人~?」って三大の痛さ所なんですけど。「はい!」ってみんな手を挙げるんですよね。リズムに乗って。「じゃあ、そういう人は気を付けてください。ちょっと肩を動かしますけど、上がらなかった片手だけ!行きましょう!」みたいな、そんなリズミカルに案内している人もいて。こういう明るい感じに聞くのは、すごいいいなぁみたいな。

きなこ:いいですね~。

ごま:ヨガの空間はちょっと静かなところが多いから。それがなんかね。

きなこ:深刻そうな感じにしちゃいますよね。私も気を付けよう。

ごま:生徒さんのことを想って、のことであれば、どんな方法でもいいとは思うんですけど。そのパーソナル情報であれば結構気をかけなきゃいけないことですよね。

きなこ:そうですね。

ごま:そうアジャストに関しても。あと、レッスン中にそうですね。結構自分がポーズを取らないことが多いからこそ、混乱させたくないから、右左を気をつけたりします。

きなこ:そうですね。

ごま:どうしても、こう向かいでやってるからね。間違っちゃいますけど。

きなこ:そうですね。


無駄な疲労を与えないようにする

ごま:なんか結構間違える先生のクラスを受けたことがあって。1回限りですけど、私は。その人の体調が悪かったのかもしれない。あの途中から「右左が絶対違うかな」と思いつつも、そのままヴィンヤサで続けるから、混乱しちゃって、わけわかんなくなって。「わかんないわかんない」で、「わかんない」でいっぱいなって呼吸も止まっちゃって。なんかあのクラスとか、あのハタヨガであれば多分大丈夫だったんですよ。どんどん進んでいくから「わかんない、ついていけない。。。」ってなっちゃった。

きなこ:気疲れしますよね。

ごま:うん。頭が疲れちゃう。そうですね、それありますね。なんか専門的な言葉を並べると、考えてしまうから、それはあんまりそういう要素を付け加えたくないから、なるべく簡単に伝えるとか。

きなこ:ありますね。

ごま:でもありますね。確かに。あとプロップスに関しても、難しいブランケットの折り方をしないとか。

きなこ:あー、なるほど。

ごま:そこに「一生懸命ちゃんと折ろう」ということに、専念しちゃうから、それも違うと言ってて。みたいな

きなこ:あと、しっかり最後にクールダウンの時間をとるって言うのは、考えますね。

ごま:どうしても短くなっちゃうとき、ありますよね。

きなこ:例えばピークポーズだったり、その日のテーマに向かっていくというテーマがあったりするのはヨガのシークエンスとして、面白くて楽しいと思うんですけど。そうすると、ヨガの本来の目的であるこのバランスをとったりとか、自分のコンディションを整えて帰るっていうことがないまま。頭だけ活性化して、帰らせてしまうというのは非常に申し訳ない気がして。しっかり最後までクールダウンして神経沈めて帰って頂けるように。

ごま:そうですよね。その時間をちゃんと取れる。そして、そこまでちゃんと持って行けるっていうことをやってかないとね。ごめんなさいという風になるの申し訳ないです。あとは何かあるかな、、、声ですかね?聞きやすいように頑張る?

きなこ:ありますね。

ごま:と言いつつも、多分ごにょごにょしてる部分はあると思うんですけど。


生徒さんに寄り添い、必要な事を提供する

きなこ:そうですか?私、全然声の話と違うんですけど。最近生徒さんからの質問で気づかされたことがあって。その方はティーチャートレーニングを受けていて、体にちょっと歪みがあるんですよ。普通のクラスだったらあまりないと思うんですけど。ティーチャートレーニングという場で、お互いの生徒さん同士が体を見合ったりするっていうシーンがあるじゃないですか。仲間だと思ってるから、例えば、私とゴマちゃんが組んで、「ゴマちゃん右肩の方が上がってる!」とか「歪んでる!歪んでる!」とか言って。ちょっと嬉しそうに相手の歪みを発見しちゃう時ってありません?

ごま:あります、あります。

きなこ:「え、先生どうしたらいいんですか」って聞けるし、なんか来を学べるし。発見した!みたいな感じで、ワイワイティーチャートレーニングをやると思うんですけど。その方は、それがすごくいやだって。「みんなが私の歪みを発見しても、さもそれがすごい事のように、先生に報告する。私はずっとこの自分の体の歪みが、本当に嫌で、それがコンプレックスなのに、それを大きな声で言われて取り上げられることが、苦痛でしょうがない」っておっしゃったんですね。そういう方もやっぱりいらっしゃると思って。そのオープンであれば聞いていうことじゃないですよね。オープンであることが、鈍感な感じであってはいけなくて。やっぱりそういった人の、コンプレックスであったりとか、そういうことにも共感しながら、いかなくてはいけないという風に思ったんです。ティーチャートレーニングだけじゃなくて、多分普通のクラスでもそういう事ってある。そのアジャストしたりとか。「〇〇さん、もうちょっとこうしましょう」っていう中でもきっとあると思うんですよね。その方は私ダウンドックの時に、ちょっとこう骨盤を「こっちですよ」って言ったのがあったり気になったらしくて。「私が歪んでましたか、やっぱり」っていう風に。すごい危機迫った感じで、聞かれて。それは、そんなに気にすることじゃない。「その歪みをただ観察する」ことなのでって言ったんですけど、その人では綺麗事でしかないですね。きっと越えては欲しいですけど、そこやっぱり求めすぎてもいけないな、という風に気づきました。

ごま:本当ですよね。寄り添うことが大事ですよね。

きなこ:いいですね。寄り添う!それそれ(笑)

ごま:なんか指導者の性として。「ケーススタディがひとつ見つかった!」みたいな。そんなそれは、あくまでやっぱりこうを見つけた人も自己満足なんですよね。

きなこ:でも、見つけたから、その人にとってより良いアドバイスができるとか、そういうのもやっぱりあると思うんですよ。いいアドバイスしてあげるって言う事もあると思うんですよ。でもそれは何かその人のとっては、、、

ごま:おせっかい?

きなこ:おせっかいというか、「分かってるよ!」みたいな。

ごま:でも人が気にしてる事。その人が気にしているポイントって、やっぱりその人の生きてきた経験の中でね、何かしらイベントがあったのか。

きなこ:そうですよね。

ごま:だから、触れてほしくないところって、絶対誰かしらありますよね。

きなこ:ありますよね。

ごま:たまたまその人は体のそこだった。っていう。

きなこ:きっと、それにまつわる何かもたぶん、あったんだろうし。そのアンテナもちゃんとキャッチできるように、しておきたいですね。身体の事だけではなく。

ごま:でも、何だろう。そういう人ってたまにいらっしゃると思うんですよね。隠しているというか。その、見えないように頑張る。みたいなの。だからそこはやっぱり、それもきなこさんと生徒さんの中で、結びつけられたと言うか。その人がまた「そんなに気にしなくていいんだよ。そのままでいいんだよ」みたいな事を、神様のメッセージがその人に送っていると思うんですよね。

きなこ:なるほど。そうですね。

ごま:気にしすぎると、色々ね。

きなこ:確かに確かに。

ごま:執着することも大事だけど、手放すことも大事ってことですよね。

きなこ:そうですね。まぁ、究極は「私が喋ってるのではなく、私から言葉が発せられている」だけですからね。

ごま:さすが(笑)神の領域に入りました(笑)そうですね~。私も考えさせられた出来事があって。その時は、プロップスを使ってピークポーズだったんですよ。で、プロップスを使わなくても、もちろんできるじゃないですか。ポーズが。だけどそれを使って、「こうやってこうやりましょう」と言ったら、生徒さん一人が「プロップス必ず使わなきゃいけないですか」って言われたんですよ。レッスン中に。「必ず使う必要はないですけど、、、」何で使うんだっけなー?って一瞬頭の中で立ち止まって。そうだそうだって、「その方が胸が開きやすくなるので、今回はこうしましょう」みたいなこと言ったんですよ。「わかりました」って。なんか、でも突発的に聞かれたから「なんだっけ」って一回忘れちゃったんですよね。私も。そのメッセージを伝えられてなかったなと思って。多分その前段階で。だからちょっと反省しました。

きなこ:なるほどー。ありますよね、でも。絶対プロップスを使いたくないって思ってる方もいらっしゃるし。必ずいつも使うことがいいと思わないけれども。ドキッとしますよね、急に聞かれると。

ごま:おや?って思って。あの、みなさん優しいんですよね。基本的に。言う通りにしてくれる。そう。だからその優しさに甘えすぎない程度に、私たち引っ張って行かないと駄目ですね。

きなこ:たしかに。そうですよね~。

ごま:何も言わないですよ、間違ってても。

きなこ:特にレギュラークラスになってきて、いらっしゃる方が、だいたいおんなじ感じになってくると、ますます環境に甘えてははいけないですよね。


レッスンの”慣れ”に気を付けること

ごま:変な一体感がうまれるというか。

きなこ:はい。

ごま:あるかもしれない。結構レッスン中に気を付けている事。

きなこ:なんか、自分自身と常連の生徒さん、コアな生徒さんの間で、「私がこれを言ったらこうする」っていう事みたいなのが、阿吽の呼吸みたいなのができちゃってるんですね。つまり、その「きなこのレッスン用語辞典」みたいのが共有されてるんですよね。毎週積み上げてきたので。でも、そこに新しい方が入った時に、私が何かふって言った時に、お一人だけ「え?何その動き?」みたいな感じで、ちょっと、「あれ?」みたいになった時に、「だいぶ言葉を端折ってしまってた」って風に思ったいとかありますね。

ごま:ありますね。一般向けじゃなかったって言う。

きなこ:そう。

ごま:言葉に慣れちゃう時あるんですよね。

きなこ:そうですね。だからコアの生徒さんとの関係の中では、それが成り立つけど、、、

ごま:そう。その時なんて言ってな?って思いますよね。どういえば伝わるかなって。脳が震えますね~!なんかここでも、いいなって思いますよね。あの、反省しなきゃっと思うような所とか。

きなこ:だから時々、インストラクターになりたての方のレッスンとか受けると、シンプルだなって。思ったりすることもありますよね。

ごま:思います。そう、あれこれ付け加えないっていうのも、レッスン中にきをつけてるかもー。

きなこ:なるほどー。

ごま:ついつい、これもやろっかな。

きなこ:想像が膨らんじゃうんですね。バリエーションが。アイデアが。

ごま:もっとみんないけるじゃーん!とか(笑)行っちゃおっかな。とか。

きなこ:ありますあります。欲が出ちゃう。

ごま:そう、時間をちゃんと見ながら。「いけるかな?いけないかな?」とかね。

きなこ:そうですね。

ごま:ま、それはそれで、ライブ感があるというか。

きなこ:そうですね。それはそれで、その時にいらしてる生徒さんに必要なことなのかもしれないし。なんかこの話、結構面白くてあっと言う間に時間が来ましたね。

ごま:そうですね、面白い。面白かったです。いろんな経験を積んで、それで自分の中でセーフティーラインとか、「こうはしなきゃいけないな」というのと「出来ればこうしたいな」というのが、だんだん見えてくるっていう事ですかね。

きなこ:はい。

ごま:皆さんも何か気を付けていることとか、こんなことがあったよっていう体験談も共有する場を設けてみたいなと思っています。じゃ、今日はこんな感じにしましょうか。

きなこ:はい、そうですね。

ごま:では、今回話した内容は、テキストでも読むことができます。テキストではトーク内の補足の文やトークを終えての二人のコメントも載せていて、そして無料で見ることができます。トークの内容とコメントの下に、「もし気に入ったらの投げ銭をしてください」っていうところがあるんですけども、私たち実費で行っていますので、何か気に入っていただけたら。また、続けてもらいたいなっていう気持ちが少しでも芽生えたら、投げ銭していただけると、とってもとっても嬉しいです。「コメント」や好きというもの「好き」っていうボタンでもとっても嬉しいです。Twitter Facebook もやっていますので気軽にフォローしてください。質問やこんなことを取り上げてほしいという声も募集しております。では今日も良い一日をお過ごしください。

2人:ナマステ~

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トークを終えて

ごま:ヨガって不思議で、人のレッスンを受けると、本当その人の性格が現れるものだなとつくづく感じます。レッスンを持ち始めた頃は、お金を頂けるレッスンなのかっていうプレッシャーが強く、「ちゃんとやらなきゃ!」という思いが100%だったと思います。生徒さん全員を大満足させるってことが目的ではないけれど、生徒さんが一人でも、何か気付きを得れたり、前向きなエッセンスになるようなレッスンを提供できればなと思っています。

きなこ: ヨガのクラスって本当にインストラクターの個性で雰囲気が変わりますよね。愛情の表現の仕方は人それぞれ。気に使い方、接し方もそれぞれ。何が正解とかではなく、その人が思う愛情のある接し方をを生徒さんのしていれば、自ずと波長の合ったというか、それを必要とした生徒さんが集まってくるのでしょうね。

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