見出し画像

インドアゲイン 3年ぶりのインドで思うこと

2020年、インド3年計画崩れる

2020年の渡印の時、カルマ落としの体験を沢山して、たった一度きりの人生、思い切って3年ぐらいインドに留学でもしてしまおうかと決意していた私。それにも関わらず、まさかのコロナでそんなインド3年計画はあっけなく崩れ去った。

やや現実逃避気味だった、インド留学はなくなり、コロナ渦でヨガサロンの運営はこれから大丈夫なのか、そんな不安を振り払うべく、昔はちっとも興味のなかったブロック解除というなの胡散臭いツール(当時はそう思っていた)を習い、あれよあれよという間に自分の心のブレーキが簡単に外れ、私は予定外の結婚をしてしまった(ちっとも胡散臭くなかったブロック解除)

結局は全て意識の問題

自分の人生の旅の路線が大きく変わり、そんな生活にも慣れだし3年
(もしインド留学計画が進んでいたら、卒業していた!?もしくはその前に落第)
パートナーとの日常のお互いの価値観の違いでのぶつかり合いが習慣になってきて自分自身にもうんざりしてきたころ、ちらほら周りで渡印の話を聞くことも増え、私は決意をした

そうだ、インドに行こう

インドの旅は2010年から毎年欠かさずに行っている。みんなインドにいきだした。インドはコロナなんてとっくに終わっている。5年ビザだって持っているじゃないか、なんでいかないんだ私。そんな自分を奮い立たせ2023年渡印を決意した

問題はそのビザが使えるかどうか

5年ビザを同じく持っていて、コロナ渦にパスポートを新しくした友人が古いパスポートを持参してれば、ビザは有効だったそうおしえてくれた

だけど私が不安だったのは、私のパスポートは期限切れで新しくなっただけでなく、結婚で苗字が変わっているのだ

どうでもいい不安はどうしてこうも襲ってくるんだろう。
やっぱりやめた方がいいんじゃない?コロナにかかるかもよ
もう少し後にしたら?いかない理由はいくらでも作ることはできた

そうやっぱりすべては意識の問題

インドの神様に呼ばれていたらちゃんとインドに行けるはず

本当はどうしたい?

思い切って今まで経由でインドに向かってたその倍する直行便の航空券を買って動き出したかと思った私のインド行
しかし、1月に入りコロナがまた流行りだしインド入国時不要だったPCRが再び必要になったとの情報が入った
ビザのことで悶々としていた私はPCRというさらなる追加事項にちょっとうんざりして、やっぱりインドはまた今度になって想いが頭をかすめた

不安という思いが私の行動を憚ろうとする

やっぱり意識の問題

ついにインドの神様に呼ばれた

旅のスケジュールや仕事の調整などをしつつも、ビザとPCRの不安でインドに本当に行けるのかと思っていた出発前にインド通の友人からPCRが不要になったとの連絡が入った

これはもうインドに呼ばれた。そう思えてしょうがなかった

後は意識の問題

5年ビザでのインド入国

不安の一番の種だった、インド入国のためのビザ
羽田空港出国時に捕まったJALの新人スタッフに5年ビザを見せると
入国が危ういからとアライバルビザを国内で印刷して持参した方がいいとの
一見ありがたく、そして私の不安を増長させるアドバイスをくれた
気持ちを切り替えダッシュで、アライバルビザをコンビニ印刷して
いざ出発

直行便でインドに着くと懐かしい感覚がよみがえる。ノーマスク、ノーコロナのインドでは3年前と変わらない光景。
そして入国でのイミグレ。いろいろ心配はしていたけど、最終手段は
アライバルビザということで5年ビザを提出
名前が違うことでほかの人よりも長いちょっとしたやり取り、そして
何とか通過

インド入国クリア

これだけで私のミッションは終了した気がするくらい。気持ちが晴れ晴れとした3年ぶりの入国でした

デリーからリシケシへ

デリーについて友人の家に1泊して早々、私はヨガの聖地リシケシに
今回はコロナ渦(インドではとっくに終了)の為、全部の移動を飛行機という超贅沢旅行にしていました。

しかし、インドの国内線でさえ遅延や予想外のことが起こるので、2時間前に空港に

案の定、空港に向かう道から大渋滞で早めに出てよかったと思っていましたが、空港についても空港に入るゲートでまた大渋滞。インドは空港に入るゲートでも身分証明とその日の搭乗券を見せるのです。
ようやく自分の番が来たと思ったら航空券に書かれてる日付の日本語がわからないとチェックする担当が言い出し、列からはじかれる。
いやいや日付なんて、漢字に抜かしたら数字でわかるでしょって、意地悪だなと思いつつも何とか翻訳をして無事通過

チェックインカウンターに行くとスタッフから、搭乗が始まってるから急いでとのアドバイス。え?1時間前なのになんで?と思う暇もなく
空港内を猛ダッシュしてゲートまで行くと余裕で搭乗はじまってない
これ、インドあるある

搭乗する飛行機が小型すぎてちょっとビビったけれどそんなプチハプニングで無事リシケシ到着

リシケシからガヤへ

リシケシ行のプチハプニングから学び、ガヤ行の飛行機の時刻は早すぎるほど早い3時間前に空港に着くようにした。空港に入る前のチケットもちゃんと英語で用意して今度は全てスムーズに通過。

リシケシからガヤへは一度デリーに戻るため、デリー空港でしばしのトランジット。荷物のチェックを終え、ホッと一安心して、デリー空港でのウインドウショッピングを楽しんでた私。

なんか軽い

気持ちがホッとしたにしても軽すぎるなと思ったら。手持ちのスーツケースを手にしていない。私、どこに置いてきた??これは私の凡ミスだがかなり焦りつつ、セキュリティまで戻ると検査し終わった私のスーツケースがそのまま置かれていた。

こういうのって油断したときにしちゃうからほんとに気をつけないと・・・

デリーアゲイン

いろいろありながらのブッダガヤ到着。その後は友人の経営するゲストハウス、フリースクールで楽しい日々を過ごし、あっという間に最終日のどに嫌な痛みを感じた翌日デリーに空港で向かった。

さすがにノーマスクの周りであっても自分を守るためにマスクをして
搭乗

まさかの発熱

デリーの友人の家についてホッとしたのか、のどの嫌な痛みから移って鼻がムズムズしていた。
きっと旅の疲れだろうと、その日は到着してすぐに就寝
眠りながらもなんだか汗ばんでいる自分にきづく。

インドで熱なんか出したことないんだから。そう思っていたけど、次の日
瞑想後身体が火照るので熱を測ったら37度
やばいなぁ。
また不安が襲う

持参した風邪薬もそんなにないし、旅の途中で買ったアーユルヴェーダののど飴と、ジャラネティ、睡眠で何とか体調を戻す

出国2日前にPCRをお願いしていたけど、熱が下がらないのでぎりぎりまでずらしてもらい、なんとか熱が下がってPCRをクリア
インドでガンジス河で沢山沐浴して、仏陀が悟りを開いたブッタガヤで瞑想した私の今回最後の浄化は発熱。それが無事終了した

本当に会いたかったのは

実は今回のインド滞在目的、10年来お世話になっているインドのお母さんに合うことも1つだった

しかし、70代のインドのお母さんはちょうど私がガヤに向かうときにお父さんがインフルエンザにかかってしまい、デリーに戻る時に再会できるか迷っていた

デリーに戻るころにはきっと体調は良くなっていると言っていたのだけど、
私がデリーに戻るとお母さんも感染していて結局再会はできなかった

帰国前の電話で、空港までの送迎をドライバーがしてくれることになった。3年ぶりのお母さん家族のドライバー。それだけでもうれしかった。
お母さんに日本からのお土産を渡すつもりだった

そしたらドライバーさんからまさかの、お母さんからのプレゼントを渡してくれた。

サプライズプレゼントに一人涙

私がインドに戻る理由
お母さんとのご縁
ソウルメイトであるとしか言えない私たちの不思議な出会いは
私がインドに来るたびにより強くなってく

魅惑のインドに私が呼ばれるのはこういった不思議な力によると思う

インドにいって気づいたこと

帰国後、いつもクラスや講座に参加してくださる生徒さんとオンラインでインド報告会をした

インドにいって何か変わりましたか?

その質問の答えは自分の価値観を破壊されること

いつも当たり前だと思うすべてが本当に当たり前ではなく
すごいミラクルの元この宇宙の中で、私たちがその一部として生きていることをインドではまざまざと体験させられる

生かされていること認めさせられる

そうすることでもう手放すしかない
良い意味での諦め=明らかに眺める力が身についていく

インドのお母さんとの出会いも、湘南で1度あった彼女とのリシケシでの再開も、ヨガTTC同期のインドでの活躍も、5年前3歳だったフリースクール生徒さんに卒業前に再会できたことも、帰国前に治った熱も

私たちはいつだって大きな力にちゃんと守られているし、何があっても大丈夫な世界にいる

これからの私

帰国して、久々にnotoを書こうと開いたら3年前のインド記事のほかに気になる40年後の自分からの手紙を見つけた

2019年、これからの未来が不安だった私が当時はやりのコンサル業者に進められて書いたトピックだ。なかなか40年後の自分が想像できず、その当時の私の悩みが全て解決した気持ちでゆっくり書きすすめていたもの

4年しかたっていないのに読み返してびっくり

40年後の手紙に書かれているように私の当時の悩みはすべて解決していた

結局は意識の問題

満たされている世界で時々見失うことも沢山あるけど、何回も何回も
同じことを体験しながら私はもう一度思い出していく
本当の自分を
そしてこれからまた、自分の役割を全うしながらこの人生の旅を
楽しんでいこうと思う

ながながまとまりのないインド体験記最後まで読んで下さりありがとうございました

今の道の中で支えてくれる人たち、出会ってくれてる人たち、私を助けてくれる人、見えないギフト、守ってくれている大いなる存在に感謝を込めて

ありがとう


世界をもっと体験したい! サポートは旅の資金にさせていただきます。 旅の体験をnoteに書いていきたいです