見出し画像

背骨のアライメントから分かる、必要な練習

シンプルイズザベストをモットーにヨガインストラクターを育ててきたヨガトレーナー、UMIです。
『わかる・動ける』をテーマにレッスンスキルアップ方法をご紹介します。
インストラクターになりたての方やレッスンをしていてもリピーターが増えない方!

必見です!



聴き流したい方はこちらから↓
stand.fm
実際にインストラクションしているので、
分かりやすいですよ。


今回のテーマは『背骨のアライメントから分かる、必要な練習』

簡単に考えて、
アライメントを見て
反対の動きをする。


まずは状態を把握する

生徒さん、もしくは自分の体を見て背骨がどんな状態かを見てみます。
日常生活をしていると何らかの癖はあるし、
左右対称に動いているわけではないので
正しいアライメント通りです!という人はいまさん。
なので、どうずれているのかというのを把握しましょう。

今回は猫背の生徒さんを例にしていきます。


重ねたver.

ここで大きくずれてるのは、
首の骨(頚椎)と胸の骨(胸椎)の上の部分であることが分かります。

画像を見れば分かりやすいのですが、
実際は生徒さんの骨をスケルトンで見れるわけではないので、
適切な背骨の形がどんな形か把握する練習はしておきましょう!
背中、腰のあたりの反り具合、胸のあたりの丸み感など自分の体を鏡で見て、見る練習をするといいですよ。
やり方は前回の記事をご覧ください。


反対の動きをする

アライメントが分かったら、背骨の偏りを中立にト整えるということをします。
適切な背骨のラインより反っているなら、丸める。
丸まっているなら、反る。という動きです。

筋肉の縮み方、伸び方の話をいれると別の話が入ってくるので
ここは簡単に考えるための一つの方法として、これを紹介してます。
あくまで骨だけを見て考えます。

今の猫背の方の場合は、
首が大きく前に出ているので首を後ろに引く動き。
ちょっと間違いやすいんですが、仰向けに寝てる時に後頭部を床に押し当てる方向です。あごを引く動きではないですよ。
あとは胸の上の方が特に丸まりすぎているため、
鎖骨のあたりを開くポーズがおすすめです。

頭ごと後ろに引くポーズというのは、あまりないのでその動きはそのまま伝えてやってもらってもいいかもしれません。

鎖骨のあたりを開くポーズは比較的たくさんありますね。
・三日月のポーズ(アンジャネーヤアーサナ)
・橋のポーズ(セーツバンダーサナ)
・魚のポーズ(マツヤーサナ)
などなど。
もし、この方の猫背改善がメインでのレッスンなら、胸周り・首周りのアドバイスをたくさん伝えるとさらに効果が上がりますよ。

反り腰の方やまた違った背骨のアライメントでも同じように見ることができます。
適切な背骨のラインからどうずれているのかを判断して、反対の動きを多めにいれると良いです。
注意点はその動きばかりにならないこと、です。
案外、他の動きもいれることでアプローチしたいところの効果と上がります。
満遍なく動かして全身のバランスも整え、その中で生徒さんに合わせてのポーズの提案です。
少し多めに入れて、その生徒さんに合わせてバランスをとりましょう。


まとめ

適切なアライメントより、
反ってるか?丸いか?を判断して
反対の動きをいれる。

大事なのは、見れること。
何度でも見る練習してくださいね。

1週間遅れの更新となり、申し訳ありません。
ぷち夏休みとってました。
今週からまた更新していきます!

毎週火曜の更新、
聞き流しで同じ内容の音声もUPしてます!
そちらもぜひ♪stand.fm

次回は「関節とは?」です!お楽しみに〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?