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呼吸が浅い人は、全身が緊張状態に

呼吸は心の状態をうつす鏡のようなもの

焦っていて余裕のないときや、急いでいるとき、緊張している時は、呼吸が浅く、速くなります。
リラックスして気持ちが安定しているとき、穏やかな気持ち、落ち着いているときは、呼吸が深く、ゆっくりになります。
呼吸が浅く、速いときは、交感神経優位になり、深く、ゆっくりしているときは、副交感神経優位になります。

体調によっても呼吸の状態は左右されます

熱が出たり、風邪をひいて体調のすぐれないときは、呼吸は浅く、速くなり、逆に、体調が安定して健康なとき、十分な休息が取れているときは、深く、ゆったりする傾向にあります。

私たちは寝ているときも、無意識に一日2万回以上呼吸をしている

毎日、呼吸をあたりまえにしていると、なかなか気付きにくいものですが、楽に呼吸ができるということは、私たちの健康において、とても大切なことです。
意識的に呼吸をする「呼吸法」を練習する理由は、その数回の呼吸の練習において効果があるというよりも、普段から無意識にしている2万回以上の呼吸の質を上げるためです。

常に「背中がはっている」「緊張が続く」という人は、注意が必要

呼吸に原因があって、癒着が進行している可能性があります。
呼吸は、全身の「気・血・水」の巡りを促すサポーターです。呼吸が浅いと、交感神経優位になり、体は緊張して、血行が悪くなります。
そして体内のあちこちの組織は滑らかさを失って、癒着が進行します。
癒着とは、本来すべり合うはずの組織が、縮んだり硬くなったりしてしまうことを言います。(癒着についても今度詳しく書きますね)
呼吸が浅くなり常に緊張状態が続くと、血行が悪くなるだけではなく、新鮮な酸素を取り入れることが難しくなり、脳の働きが低下するので、結果、疲れやすくなったり、仕事の効率も下がります。

どんなに忙しくても1時間に1回は、体を伸ばして、呼吸を意識してみよう

呼吸法なんて難しくてできないと思っている方もいるかもしれません。
でも意外に簡単にできるんですよ。そして気持ちいい。
こちらにYouTubeのリンクをはっておくので参考にしてください。

1日2回でいいので、5分でできる足のほぐしもやってみよう


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