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10日間の最強デトックス(パンチャカルマ)の先にあったもの④

今回は、パンチャカルマを終えて & 今思うことについてまとめました✨

本当に大切なことがたくさん。
ぜひ最後まで読んでください・・・💓

心身の変化

・パンチャカルマ期間中はマックスで4キロちょっと体重が落ちた。
半分くらい戻って今は、開始時マイナス2キロくらいで安定中。

・とにかく身体が軽い。物理的な軽さもそうですが、内側から軽い。

・身体が扱いやすい。アーサナがやりやすい。今まで意識できなかったところまで意識ができて、身体の感覚が一段繊細になった。

・あまり考えすぎなくなった。今に集中できている気がする。

・集中力が増した。

・甘いものを欲さなくなった。これは一番の驚き。
異常な甘いものへ欲求は、ヴァータが高かったからだったんだ、と納得。

・ダメだなとずっと思っていた、良くない習慣が手放せた。
①朝チャイを飲む、1日を通してのハーブティーの飲み過ぎ
パンチャカルマ中は普段飲んでいるハーブティー(ルイボスティーなど)も飲まず、ほとんど白湯で過ごしていて、思ったことは、ミルクって重い、ということ。チャイやパンチャナッツを飲む時は、ノンホモのミルクを選んではいたけど、消化にはやや負担だったなと感じました。
あとは、やっぱりヴァータが高いのでカフェインは控えないとと思っていたので、家でチャイを飲むことは辞めました。
(師匠にもダメだと言われていたけど辞めれていなかった・・・)

あとは、家で、味のついているハーブティーを好んで飲んでいて、飲み過ぎは良くないとわかっていながら水を飲む量が少なかったなと。
10日間ほぼ水で生活して、水で満足できるようになりました。笑

②昼寝をする
ここ最近ずっと眠くて、昼間ちょっと寝てしまうことが多々。なぜかパンチャカルマを終えて、その眠気がなくなりました。

③ 間食をする普段飲み物だけで、抜いていた朝ご飯を軽くでも食べるようにしたら、その方が調子が良いことに気づきました。そして、3食しっかり食べれば、そこまで途中でお腹が減らないなとも。

④甘いものを食べる
上述の通り。


学んだこと/思ったこと

・油分は身体を柔らかくする

ギーを飲み始めて、身体の柔軟性が上がりました。
いつもなら硬いところを伸ばすと、ピキピキするのに、それが全くなく、しなやかな感じ。初めての感覚でした。
普段いかに体内が乾燥しているのか、思い知りました。


・アーユルヴェーダはホリスティック(包括的)な科学

消化力を落とさずに、毒素を身体から排出し、腸にも潤いを与えてケアする。
瞬間的な身体のダメージはあったものの、終わってみると全てがケアされていて、すぐに日常生活に戻れました。
何か一つにフォーカスして、サイドエフェクトがあるようなやり方ではなく、目的は達成しつつも、包括的に考えていく
アーユルヴェーダって本当にすごい。


・"消化力"が本当に本当に大切

規則正しい食事、消化に良い食べ物、食べ方、今まで学んできた全てが、消化には大切なんだと改めて実感できました。パンチャカルマが終わった今、便が本当に良く出るようになって、驚いています。今までも1日に1回は出ていたけど、今ほどではなかったと思うと、出ていなかった分は体内に蓄積されていたということで・・考えると恐ろしいです。
消化がうまくできていると、エネルギー(活力)が違うなとも思います。


・恐怖や不安は心が作り出すもの

ギーは味も匂いもわかっていたからこそ、マインドとの戦いだったのに、下剤法で飲んだ初めての液体は何なく飲めたことからもわかるように、恐怖や不安は自分自身が作り出しているだけだなぁと。怖いと思えば怖いし、大丈夫と思えば大丈夫。自分が勝手に作り出したものに振り回されちゃダメだーと改めて思いました。ヨガでいつも学んでいることなのに、まだまだ修行が足りないなと。


・スローダウンが必要

今回体調が悪かったことにより、強制的に生活がスローダウンされて、いかに普段いろーーんなことを考えて、予定がパツパツで、焦っていたかを思い知りました。こんなにゆっくりするのは久しぶりで、自分にとって大切なことは何か、改めて思い出させてくれました。


・パンチャカルマ=本当の意味での身体のケア

マッサージを受けたり、美味しいものを食べたり、色々な自分のケア方法が人それぞれあると思います。もちろんそれは必要なことで、私も毎月整体にお世話になっています。でもあくまで一時的なものであって、自分が変わらないと、根本から何かが解決されるものではないということも理解しています。
(私は、整体に行きながら、自分の身体の使い方の答え合わせをしていて、ゆくゆくは行かなくて良くなることを目指しています。私の整体の先生も、患者さんが自分で正しく身体を扱えるようになることが本来の姿だとおっしゃっています。)
今回のパンチャカルマは、対処療法とはまた違ったケア方法として、とても本質的だと感じました。


・大変で辛いことを乗り越えた先にしか得られないものがある

世の中、"●●さえ飲めば痩せる!"とか、"○○をやれば□が手に入る”とか、簡単ですぐに結果が出ることが、受け入れられやすいし、流行りやすい
パンチャカルマのこの過程を見ればわかるように時間がかかるし大変。
やろうと思う人は世の中のごくごく少数であって、今後も流行することはないでしょう。笑
でもどんなことにも共通して、簡単に手に入ることってそれくらいのことで、本当のこと・真実は大変なことを乗り越えた先にあるんだろうなって。

10日間もしくは14 日間、普段の生活がありながらこの時間を作ることってすごく大変で、皆んなが皆んなできるわけではないし、やった人が偉いわけでも、やらない人がダメなわけでも全くない。でも色んなことの中から優先順位を上げて、やってみた人だけが得られることがあります。
それはこれからを生きていく上で揺るぎない基盤となるもの。
10日間を失ったことなんてちっぽけに思えるくらい、価値があることだなぁと。
今後の自分の人生にとって、大きな財産になったなと思いました。


変えようと思ったこと

・"ながら"をやめる

音楽を聴きながら歩く、何かを見ながら食べる、など、意識が散漫になるような行動はやめようと改めて決意。
頭で考えることと同じくらい、五感で感じることが大切
そのバランスを取るためにも、もっと"感じる"時間を意識的に作っていかなければと思いました。


・そもそも、やることを減らす

あれもこれもやらなきゃ、と思いすぎていて、ToDoに溢れた生活を送ってしまっていました。パンチャカルマを終えて、これからどういう生活にしていこうか、と思った時に、「そもそもこれ全部はできないな」と思いました。
優先順位を決めて、思い切ってまるっと切る・劣後しよう、と思えたのは私にとって大きなことです。
ToDoはもちろん大切だし、私たちには役割がある。その役割を果たさないといけない時ももちろんある。でもそれに追われちゃいけないなって。いつでもコントロール権を自分で握っておかないと!


・食事を生活の中心に置く

食べることは生きること
もっと何を食べるかにこだわりたいし、楽しみたいなと。
一週間の予定を整理する時に、一緒に食事計画も立てよう、と思いました。
いつも何食べるか決めてないから、直前になって悩んで、結局やっつけになることが多かったことを反省しました。


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パンチャカルマを終えたのが2022年4月11日。
私がヨガとアーユルヴェーダに出会い、衝撃的な1ヶ月を経て日本に帰ってきたのが2019年4月12日。

3年前のほぼ同じ日にも、上記[変えようと思ったこと]と全く同じことを思っていました。笑
カウアイ島で過ごした1ヶ月を経て、同じこと感じ、同じことを決意して日本に帰国したんです。

3年経ってまた同じことを思っている

大切なことを思い出すことができ、初心に戻ったような気分です。


本当にやって良かった、と心から思っています。

次やる時は、今回ほど毒素が溜まっていなくて、少し楽だといいなぁ。笑
次はインドでやってみたいです。


最後まで読んでくださりありがとうございました💓

パンチャカルマレポート完です🤗✨
私のこの経験が、何か皆様のお役に立てば幸いです。

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