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マイソールクラスは自由への扉

アシュタンガヨガのワークショップを主催していると、毎年同じ質問をいただきます。

それはズバリ、マイソールクラス参加への不安のようです。


アシュタンガヨガは先ず、ポーズの順番、型が決まっており、それを日々練習していきます。
つまり同じこと繰り返していくわけです。少しずつ、その型を覚えていきます。
覚えていくと、順番を考えなくともカラダが次へ次へと動いていく様になり、練習が心地良くなってきます。

ティーチャーのカウントに合わせ、全員が一緒に練習を進めていく、もう一つのクラス体系、レッドクラス
こちらのクラスからアシュタンガヨガデビューする方が多いです。私もそうでした。

皆で一緒に行う安心感や、先生がリードしてくれること、順番覚えてなくても周りの人を見よう見マネができること。
レッドクラスが最初は取っ付きやすい理由も、よくわかります。

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マイソールクラスは、それぞれが自分がやっているシリーズまでの練習を、自分のペースでおこなっていきます。


つまり各自がバラバラに練習をおこないます。その中を先生が巡回し、それぞれに合わせた指導をおこなっていきます。
わかりやすく言うと、子供の頃通っていた、習字やそろばんの塾の様な感じでしょうか(笑)

基本、自分一人で自分の練習を進めていく自主練習のような形です。
目の前の誰かをマネるということは、いつもできるわけではありません。

始めて間もない方や、まだ順番を覚え切れてない方は、マイソールクラスに気後れしてしまう。
それは当然でしょう。私もそうでした。

でも、大丈夫です。
わからなくなったら、先生に次のポーズは何ですか?と聞けば良いだけです。
わからなくなったら止まって、先生を待てば良いのです。
そんなに難しく考えなくて良いです。
これは通常のスタジオでのクラスでも同様です。

むしろマイソールクラスの方が、一つ一つゆっくり確実に確認しながら進められるので、ビギナーの方には合ってるクラスなんです。


南インド・マイソールのシャラでは、週5でマイソールクラスが開催され、1日レッドクラスがあり、1日が休日です。
元々はマイソールクラスのみで、レッドクラスは随分と後で創られたクラスだとも聞きました。

アシュタンガヨガはマイソールクラスが基本であり土台なんです。

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とはいえ、先ほど書いた様に私も最初の頃は、しっかり気後れしてました。

しかし、飛び込んでみると、それはすぐに解消されました。

先生との対話も増え、より自分と向き合える様になり、自分の練習がより見える様になりました。

何より、何故か、自由になった様な感覚がありました。

気後れが解消されたことも大きいでしょうが、
ちょっと自立した感触もあり、自分で練習をしている、
自分で前に進んでいる実感がありました。

アシュタンガヨガを自分自身の足で学び始めた様な気分でした。


あまり色々考えず飛び込んでみる。これが何より得策です。
きっと、いい気分で帰れるハズです。

さあ、マイソールクラスに行きましょう!




※オマケ付き
2008年、アシュタンガヨガを始めて4カ月後に私が書いたマイソールクラスに関してのブログです ↓ タイトルをクリック!
マイソールにマイ・ソウルを込めて
何やらアツく語ってますので、大いに笑ってやってください(笑)




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