「恐れとは」どこから来るのか?
「今」に生きるとは・・・
私たちは”今”何を感じているでしょうか?
そもそも、”今”とはどれくらいの長さなのか?この文章を読んでいる瞬間から”今”というときは常に変化し続けています。 人間の認知で一般的に”今”とは前後4秒くらいの時間を指しているようです。
この”今”という瞬間、私たちはどれだけこの”今”を生きているのでしょうか?
「恐れ」の正体
恐れとは今ここに存在するものなのでしょうか?
実は「恐れ」という不安感や、苛立ち、緊張、心配などは「いまここで起こっていること」ではなく、「これから起こる事」に対して湧き上がる感情です。ということは、”今”を生きているわけではなくこころは”未来”にいるのです。 今はまだ起こっていないけれども、『将来こうなったらどうしよう?』『こんなことになるかもしれない?』という感情が恐れとなってくるのです。
また、過去にとらわれることでも、同じようなことが起こります。過去の出来事、状況や経験にとらわれていると、それはすでに過去のことであるにもかかわらず”今”と比較して違いを嘆いたりするのです。
私たちが生きるのは”今”
残念ながら今私たちが生きているのは”今”なのです。なので今に生きることにエネルギーや思考を使った方がいいのです。
未来は今の延長線上に起こることで既に存在している物ではありません。また、過去はすでに終わったことで何も変わることはありません。私たちが生きているのは今なのです。そして何かが起こっているのも今です。未来で起こっているものも過去で起こっているものもありません。
さて、最後に・・・ 今、新型コロナウィルスが世間の話題です。
きちんとした情報を得、適切な対策を取ることはとても重要です。
一方で、心を恐怖やおそれだけに支配されていませんか?日々の幸せにも目を向けれていますか?
「今日は天気がいいな」「緑に新芽が出ているな」「今日のご飯はおいしいな!」 ちょっと”今”に集中して今の幸せを感じることも大事です。
続く「不安」に心を支配されつづけると免疫力も落ちます。
小さな気分転換を見つけて、「今」を生きてみましょう。
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