うああああ!!僕の金玉がああああ!!!
インターネットから失礼します。
毎度お馴染み、北沢よがでございます。
お馴染みでも無いよと思った方は、あなたの脳みそのシワまで私を化粧水のように馴染ませて下さい。
さあて、今宵もブッ飛んだタイトルにしてみましたが、今回は私の金玉の異変についてお話しします。
僕のnoteにしては珍しく下ネタがてんこ盛りです(主に金玉)
下ネタが好きじゃ無いよって方は、無理せず他の記事を読んで下さいね。
それでもいいよって方は僕の金玉の話にお付き合いください。
右の金玉(祐助)が痛い
私はスタイル抜群のイケメンなのはみなさんご存知ですよね?
嫌味かも知れませんが、私は脚が長いのでよく脚を組むことがあります。
この体勢はとっても楽なのですが、背骨をあらぬ方向に曲がってしまうことで、正面から見て身体のラインがS字になってしまう弊害があったりします。
このせいで姿勢が悪くなったり体幹がおかしくなったり、金玉が痛くなったりと、身体にとっていい事はあんまり無いのです。
金玉?え?金玉も痛くなんの??なんで?
脚をクロスする事によって金玉が圧迫され、金玉が悲鳴をあげてしまうのです。またその時のポジション(俗に言う金ポジ、又はチンポジ)によって痛みを訴える金玉が違います。
私の場合は「祐助(右の金玉)」でした。
自由に出来ない祐助は苦しんでいる!解放しろ!金玉を解き放て!!
あれから時間が経って
さて、先の「金玉を解き放て」と書いてから、この項を書くまでの間に、もう10ヶ月も空いてしまいまして、途中まで書いていた文章を読みながら、一体自分は何を書いていたんだ?と訳が分からなくなってしまいました。
そもそも事の発端は2023年の10月ごろだったかと思うんですが、あれから色々あって転職をして現在に至るんですが、今もなお、時々祐助が痛む時があります。祐助ってなんだよ。
そもそも痛いだけで特に病院は行ってないのか?と思うかもしれませんが、金玉の異変を感じた時、歩くのが辛いほど深刻な状態になり、最終的に救急車を呼んでもらう事態にまで発展しました。
その時の状況を思い出せる限りで、綴ろうと思います。
イニシャル・インパクト(初期衝撃)
金玉の痛みを感じたのは妻と出かけていたときの事です。
夕方頃、突然歩けなくなるほどの痛みが僕の金玉を襲いました。
最初は笑っていた妻も、状況が悪くなるにつれてシリアスな表情になっていき「救急車呼ぶ?」と僕に提案をしてくれます。
いや、でもさ金玉よ?金玉ごときで救急車呼ぶバカがどこに居るよ?と頭の中の僕が答えます。その直後
「精巣捻転の可能性あるんじゃない?」
と妻が恐ろしいことを言い始めました。
壊死?!?!?!?!!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!!?
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
でも、嘔吐を伴ってはいないぞ?それに普通に外を歩いていてこうなっただけだし、慌てて救急車を呼ぶ必要も無いのでは?
一旦落ち着け、いま触ったらどうだ?トイレへ駆け込み確認する。
うん、痛い。めちゃくちゃ痛い。やめときゃよかった。
金玉がねじれてる感じはするか?触ってみる。
うん、わかんない。そんでもって痛い。とにかく痛い。
しかし時間が経つと、痛みがだんだん引いてきているではありませんか。
なあんだ、一時的な痛みだったのか!これなら後日泌尿器科に行って診察してもらおうっと!とルンルンな気分で妻とお家に帰ることにしました。
そして、無事帰宅出来た束の間、また金玉に激痛が襲います。
結局耐えることが出来ず、救急車を呼ぶことにします。
恥辱マイ・ハート
救急車、呼ぶことはあっても自分のことで呼んで病院まで乗せてもらうなんてことは初めての経験でした。
僕の金玉が痛いだけで救急車を呼ぶなんてなんだか申し訳ない気持ちで一杯になりました。
そんな僕の憂鬱な気持ちを逆撫でするかのように、遠くから救急車のサイレンの音が近づいてきます。
電話を切ってからものの3分で家まで到着。なんて早いんだ。命を助ける人たちの仕事って凄い。もっと憂鬱になりました。
救急車に乗り込み、救急隊員がすかさず診断を行います。
救「痛いのはどこですか?」
僕「あ、あの、えっ……と…………き、金玉です」
救「なに?」
僕「金玉です」
救「金玉?」
僕「はい金玉です(刹那のような早口で)」
何度も言わせないでほしかった。
っていうかさっき電話で話しただろ。
確認の為とはいえ、すごく恥ずかしかった。
この後救急隊員にどの様に痛いのかを細かく説明するために、僕のズボンを下ろして救急隊員に見せる時間がやってきます。
僕(あぁ…こんなことのために土曜日の夕方に成人男性の金玉を見なくちゃいけないなんて、なんて酷なことをさせているんだ僕は…)
救「ちょっと奥様、一旦車から降りて頂けますか?」
愛する妻「あ、はい」
僕(僕のちんちんなんて、もう親の顔より見てるだろうに。そこまでのご配慮して頂いて、なんか切ないな…)
救「一応奥様には外してもらったんで、ちょっとお伺いしたいのですが」
僕「はい」(何だ急に)
救「三ヶ月以内に風俗とか行かれましたか?」
僕「行ったことありません」
救「奥様以外と性交渉はされま」
僕「してません(食い気味に刹那のような速さで)」
救「同性の方と性交渉はされましたか?」
僕「同性…?無いです、無いです。」
救「わかりました。一応、生殖器になにかあった時に聞かなくちゃいけないことなので。じゃあ見ますね」
ふざけやがって。こんなに妻を愛している僕が他の女や男に現を抜かすワケがないのに。同性とまぐわった事なんて無いのにちょっと動揺しちゃった自分がなんだか遣る瀬無いじゃないか。
それから救急車に乗ること1時間
土曜日の夕方に泌尿器科に行こうと思い立った方ならわかると思うのですが、こんな時間に泌尿器科が空いている病院なんてどこにもありません。
救急隊員の方が、いろんな病院に受け入れてもらえるかどうかの電話を何件もかけている。金玉が痛い僕のために。1時間も。
1時間と少しが経った頃、ようやく受け入れてくれる病院が見つかり、救急車はサイレンを鳴らし発車しました。
「救急車通ります!道を開けて下さい!」
こんな金玉が痛いだけの僕のために、道を開けてくれる車に対して本当に申し訳無い気持ちでいっぱいでした。
もはや、金玉の痛みよりも心の痛みのほうが勝ってたかもしれないです。
知らない天井
病院に到着し、もしかしたら入院するかもしれないからと、着替えを詰め込んだバッグを前に抱えながら救急病棟にのそのそと歩いていきました。
妻とはここでお別れ。暫く待つだけの時間が妻に訪れます。
ゲボ憂鬱だった。
救急病棟に入ると、がらんとした棟内で物静かな雰囲気でした。
そこに個室のような部屋があり、重病人や重症人が横たわるためのベッドが配置されていた。
看護師「じゃこの病院着に着替えた後にベッドに横たわってお待ち下さい」
僕「あ…はい」
着替え終わりベッドで待っていると、7〜8人の医者と看護師が現れ
医者「あれ?まだ点滴打ってないの?うーん時間もったいないからもう患部見ちゃうね(パンツを脱がすおと)」
僕「くぁwせdrftgyふじこlp!?!?(声にならない叫び)」
医者「うーん…ふーん…あ〜…」
僕「(もう殺してくれ…)」
複数の女性を含め医療従事者に僕のポチコンを見られてしまい、もうどうにでもなってしまえと思い、このときの記憶はあまり残ってません。
でも覚えていることの一つに、すべての検査が終わったあと、医療用ベッドに横になり結果を待つ間、僕は静かに勃起をしてしまいました。
何も、分かりませんでした…ッ!!
分かんなかったんかい。
悲しみに暮れ、普通に家に帰された僕はまた病院に行くことになったのですが、このとき初めて金玉が痛い原因がわかることになります。
金玉事変が起きたその日は悲しくて、妻とトボトボ夜の街を歩いた時に食べた博多ラーメンの味を僕は忘れないよ。
僕の金玉はめちゃくちゃホットだった
人間の身体の殆どには血が通っています。金玉も例外ではありません。
血が通うことで体温が上昇し、人間はなんか温かくなるらしいです。
医学的なことはそんなによくわからないので、大体で説明しちゃってますが、どうかご容赦下さい。
金玉事変から1週間経ち、改めて診察を受けることになった僕。このとき、妻よりも先にエコー検診をするとは思ってませんでした。
暗い密室で二人きり、人肌の温度に温められたゼリー状のなにかを金玉に塗りたくられ、機械を当てられているとき、おしっこが漏れてるかもしれない!と錯覚してしまうことが起きました。でもこれから金玉エコーをする人は安心して下さい、漏れてませんよ。
そして緊張の金玉エコーが終わり、検診結果が出たとき僕は少し困惑しました。
僕のザーメントンネルを覆う血管は人よりも太く出来ている。
最近流行りのなろう系作品のタイトルみたいになっちゃった。
以下の画像をお借りして簡単に説明すると、
図上の青い部分が精巣動脈と言って、精子の通り道である精管を覆う網目状の血管らしいのですが、この血管が僕の場合人よりも太く出来ているのです。血管が太いと当然血液の流れが多くなり、温度も上昇します。つまりどういう事かというと…
僕の金玉がホットになったせいで痛くなった。
ということなのです。
意味がわかんない?僕もだよ。
これを聞いて、なあんだ金玉が熱いだけか〜!とか思ってたら、金玉の温度が熱いと金玉の中の精子が熱さで死んでしまうらしいです。
つまり、子供を作りにくい身体だったことがここで初めて分かってしまったのです。
絶望を覚えるのはまだ早い
前述の通り僕は妊娠させづらい身体であることがわかりましたが、あくまでも妊娠させづらいだけで、全く妊娠しないというわけではないということです。また治そうと思えば、手術でどうにかなると言われましたが、成功率は50%と言われました。失敗するとどうなるかは怖くて聞けなかったので、僕の選択肢から手術は遥か彼方へ消えました。
でも子供が出来にくいというのは事実。このことを妻に伝えるときはとても緊張しました。でもさすが妻、笑って受け入れてくれました。
考えてみれば、可能性がゼロじゃないなら熱い金玉を乗り越えてたどり着いてくれた精子はきっと、ものすごく頑丈な子供になってくれるのではないかとポジティヴな発想に切り替えられました。
まとめ
10ヶ月に渡りゆっくり綴った僕の金玉事変でしたが、その割には4900字とそんなに文章量がなかった記事ですが、金玉だけにシコシコ書いた記事なので許してほしい。
何も包み隠さず書き記してしまったので、ここまで読んで気分を害された方は本当に心の底から申し訳ないとか一切思ってません。最初に忠告したし。
ざまあみろ。
でもここまで楽しく読んでくれたあなたには心の底からの感謝と大いなる愛を込めて抱きしめちゃいます。
しばらく更新してなかったですが、もうしばらく更新しないかもしれないし、するかもしれません。
最近、僕のnoteを読んだと直接伝えてくれる人が増えたのでだんだん恥ずかしくなってきています。
伝えてくれるのは嬉しいので、読んだら感想とか教えてくれると嬉しいです。
それではまたお目にかかります。
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