見出し画像

慈悲喜捨

他の幸福を喜び(慈)不幸を憐れみ(悲)、他の有徳を欣び(喜)不徳を捨てる(捨)態度を培うことによって、心は乱れなき浄清を保つ。
(出典:「インテグラル・ヨーガ」〜パタンジャリのヨーガ・スートラ〜)

ヨガの教典「ヨーガ・スートラ」では、日常生活の中で心を安らかに保つために、慈(友愛)・悲(憐憫)・喜(欣喜)・捨(捨離)の4つの鍵を持つように説かれています。
そうすれば、問題に直面した時、それを解くことができるであろうと。


今、熊本県南部豪雨により、多くの人々が苦しんでいます。
(球磨川が氾濫した熊本県の人吉・球磨地方では、22人死亡、心配停止17人、不明11人、1,000世帯が孤立しているとのこと。7月5日現在)
水が退いた今でも、道路はもちろん、屋内まで土砂で埋め尽くされ、親戚が生き埋めになっているという知人も……。

もし、手を貸すことができるのなら、それをせよ。
常に慈悲深くあれ。
それをすることによって、あなたはあなたの心の平安と均衡を保持するだろう。

と、パタンジャリは言います。

私は今朝、熊本県南部豪雨への救援物資として、ストックのオムツとサイズアウトした子ども服をボランティア団体に寄付してきました。
いま私にできることを、まずしようと。

あなたが今できることは、何ですか?

それによって誰かが救われようと救われまいと、その人たちの心に寄り添うことで、自分自身も救われるそうですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?