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[アシュタンガヨガ指導]呼吸が浅い現代人のストレスを改善

人は緊張したり、ストレスを感じると無意識のうちに呼吸がとても浅くなっています。

呼吸が浅い人の特徴は次の4つです。
1.長時間PCやスマホ、タブレットで仕事をしている
2.よく緊張する
3.寝つきが悪い、不眠症である
4.偏頭痛がある

こういう人は呼吸を意識するだけで劇的に改善されます!

ストレスをジャンクフードやアルコール、衝動買いなどで解消せずに自分の体に耳を傾けて、まずは呼吸からやってみましょう〜!

呼吸を深くする方法について勉強しましょう。
呼吸をする時に使う主動筋肉と補助筋肉を弛緩するマッサージをしていきます。呼吸の主動筋肉には横隔膜と肋間筋が関わってきます。

今日は、「横隔膜を弛緩するマッサージ」について説明します。

横隔膜とは

肋骨や背骨、胸骨にくっついて体を横向きに隔てているドーム型の筋肉。

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横隔膜がどこにあるか、分かりましたか? 

横隔膜をゆるめる効果

✔️呼吸が深くなる。
✔️酸素が体内に入りやすくなる。
✔️運動の前後に行うと、汗をかきやすくなり、筋肉痛になりにくい。
✔️血流が良くなり、老廃物が流れる。

横隔膜マッサージ

座って行います。

1みぞおちの横の一番下の肋骨に沿って、両手の指4本を当てます。
2大きく息を吸いましょう。
3体を45度前に倒しながら、フーと息をゆっくり吐きます。
4そのまま4本の指を肋骨に差し込み、脇腹まで撫で下ろします。(数回)
5その後、両手をみぞおちに当ててから脇腹の方向へ撫でます。
6片手ずつ脇に向けて撫で上げます。

呼吸が深くなったのを感じてください♪

用語

☑︎横隔膜 횡격막 : 肋骨や背骨、胸骨にくっついて体を横向きに隔てているドーム型の筋肉。
☑︎肋骨 늑골:胸部内臓を覆う骨。あばら骨。両側に12本ずつある。
☑︎内側縁 내측연 :肩甲骨の内側の縁。背骨とほぼ平行する。
☑︎脇腹 옆구리
☑︎撫で下ろす 쓸어내리다 

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自分の体なのに知らないことがたくさんありますよね。私は ヨガを始めてから自分の体にとても敏感になりました。今まで自分の体なのに鈍感に生きてきたなと思うほど。 以前に比べ風邪も引きにくくなりました。体調が良くないことをすぐに感じて風邪引く前に対処するようになったからです。

「自分らしく生きる」第一歩は、体の声を聞いて無理しないことだなと思います。

次回も解剖学から「自分らしく生きる」ヒントについて説明していきたいと思います〜😊


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