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黒いパネルの向こう側

それなりに時が経ってしまったけれど、
先月24日に、アートユニット tumuguのファイナルセッションしました。
絵本読み聞かせ、うた、Tシャツペイント、
全てを同時進行で(笑

冬、春、夏を毎度違う場所を舞台に選んでやってきました。

最終回に選んだ場所はアウトドア。

場所は黒いパネルの向こう側、、、にある、

不思議な不思議な小さな森。

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初めて見に行った時、こんなところにこんな場所があるとはー!と衝撃でした。

ソーラーパネルがずらっと並んだその向こう、高速道路のすぐ近くで音がうるさく、(え、こんなとこで?)と、ノイズが気になりながら歩み入っていくと、なぜだかすごくワクワクしてくる。

ノイズはもはや気にならない。すぐそばにノイズはずっと鳴っているのに、なぜだか静寂があった。

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まるで見えない膜に守られてるみたいな、そんな場所、
そこがのんびり村でした。

本番は、楽しい、しかなくて、

お客さんは、0歳から70代の方まで集まって、
みんなでシートを広げてくつろいで、舞台(というか即興の表現の掛け合い)。

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絵本を読むみさちゃん、絵本の中からくるみが飛び出した

私は、tumuguイラスト担当のイワマトモコ氏の絵本『スクナの森』『あいのうた』に曲をつけたものを歌ったり、

勝手に作ったのんびり村のテーマソングも。

気づいたら、森のあちこちに描かれたTシャツが揺れてるし、

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終わったらこの日のために、アマニカスさんがこさえてくれた愛情たっぷりのマクロビ弁当を頬張り、

あー、心地いいなぁ、終わってしまうのかー、と思った途端に、

ザーッと雨。慌ててみんなで片付けて、お客さんとささささーとお別れして、

そのままメンバー3人でコメダに行って打ち上げ。

お客さん、楽しかったかなー楽しかったらいいねー
楽しかったねー

コメダでの会話の50パーセントが「楽しかった」の連呼だったと思う、笑

一年を通して一つのコンセプトをやりきったこと、
すんごい達成感だった。

tumuguはすごい
ちゃんとやりきったぞ

って、褒め合い、称え合い、自画自賛しあい、笑
甘いコーヒーを飲んで解散


赤ちゃんと楽しいことをしたかったのだ。
一人目を産んだ時、産後うつになり、赤ちゃんともっと楽しめばよかったのに、必死で、でも、毎日が長く感じて、

二人目を授かった時、
私は、楽しみきると決めたのだ。

そして、楽しみきった。
tumugu初回イベントでは寝返りもしていなかった我が子は、
森で歩き回っていた。

子供の視野とともに、
私のキャパも多少は広がっただろうか

tumuguファイナルなのに、
なんか来年またここにくる気がして、
一人で勝手にワクワクしながら帰った。

2020年はいかに!?


黒いパネルの向こう側の不思議の不思議の森、
ありがとうございました。

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tumugu左から
かたり:シバタミサコ
うた:ヨダアミ
いろ:イワマトモコ

文:ヨダアミ
Ami Yoda web site https://www.amiyoda.com/

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