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リモートワーク環境をガチな感じにするために、その後

はじめに

ユビレジ 開発グループの井上です。
今回は以前記載した環境構築の第 2 弾ということで、あれから少し機材を追加・整理してみたのでご紹介しようと思います。以前構築した環境では主に私物のカメラを有効活用する視点で記載しましたが、今回は機材の更新・追加による幾つかの課題解決という観点になります。

2 つの課題とその解決策

その 1  ポート不足による使い勝手の悪さを解決

前回の写真に既に写り込んでいるように、以前からモニターアームにノート PC の台座を付けて MacBook Pro を可動させていました。
これによりスペースの有効活用と動かしやすさ、MacBook Pro のディスプレイの見やすさを向上していたのですが、この状態では各ポートへのアクセスがしづらい状態であり、標準のポート数では手持ちの外部機器の付け替えが発生していてあまり使い勝手が良いとは言えない状態でした。

そこで、CalDigit の TS4 を導入しました。

前面に SD カードと Micro SD カードスロット、イヤホン端子、給電可能な USB Type A、USB Type C x2 を備えており、背面には Thunderbolt 4 / USB 4 x3、USB Type A x4 (うち 2 つが給電可能)、DisplayPort 1.4、イヤホン端子、マイク端子、Gigabit Ethernet と豊富な端子類を備えています。

背面の Thunderbolt 4 / USB 4 の 1 つが PC との接続に利用するポートなので、そこから MacBook Pro と接続し端子類を拡張することができます。
付属品の Thunderbolt 4 ケーブルは短いのでモニターアームとの組み合わせという点では若干心許ないですが、今の配置では上手くいっている状態ではあるので当面はこの状態で様子見しようと思います。

その 2 画面切替による不具合と色再現性の向上

もう 1 つの課題は使用していたモニターのパネル性能に対する不満です。
買い替える前は Gigabyte の M28U というモニターを使用しており、28 インチ 4K 144Hz と趣味のゲームでの利用としては特に問題はなかったのですが、自作したゲーミング PC から業務で使用している MacBook Pro に切り替える際に画面が少しの時間ではあるものの白飛びすることが多く、視認性が悪くなる上あまり目に優しい状態とは言えませんでした。
また、知人の動画編集を手伝うことがあり、色などの再現性がそれなりに求められるわけですが、M28U が表示できる色は 約1677万色 (8bit) 、色域は DCI-P3 で 94%、HDR 性能は Display HDR 400 と必ずしも充分とは言えない状態でした。

そこで、モニターを Philips の 279M1RV/11 に買い換えました。

幾つかのレビュー記事を拝見し、切替時に問題が発生しなさそうであることを事前に確認しました。またスペック表からも表示できる色数として約 10 億 7000万色 (10bit)、色域は DCI-P3 で 98%、HDR 性能は DisplayHDR 600 と充分です。
これにより正確に色を表現・再現し、確認できるため編集作業の際にとても役立っています。

最後に

2 つの課題を抱えた状態から、その解決策として機材の追加とリプレイスを行い、作業環境が改善したお話をご紹介しました。課題が解決できたことで業務も捗り、気持ちよく作業をすることができるようになったと思っています。

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