早起きをやめたら、朝起きるのが楽しくなった。
私にとって「早起き」は、いつも憧れだった。
早起きできる人が、羨ましくて仕方なかった。
「それなら早く起きれば良い」と、人は言うかもしれない。
けど、早起きできない人にとって「早く起きろ」と言うのは、
普段、駅まで走ることもままならない人に「フルマラソン走れ」と言うくらい無茶ぶりだ。
ゲームの苦手な人に、「今日中にファイナルファンタジーをクリアしろ」というくらい、無理な話なのだ。
そんな早起きが苦手な私でも、夏は比較的早く起きることができるから不思議なものだ。
去年の夏には、こんな記事も書いている。
(_私にとって6:30AMは、とてつもなく早起きだ。4AMとか5AMに起きる猛者もいるけど、6AMより早い時間を私は「夜」と呼んでいる。)
だけど、冬になると外は暗いし、部屋は寒いし、だんだん早起きすることができなくなっていって、
「明日こそ早起きするぞ」と決意しては、「また起きれなかった」と後悔と自責の念で起きることがもはや、「クセ」になってしまっていた。
私はそんな自分がとても嫌で、毎朝がちょっとだけ惨めだった。
「同じ時間に起きること」 にこだわることにした
「今日は早起きできた!」
「今日は早起きできなかった・・」と、
毎朝「早く起きれたか起きれなかったか」で、一喜一憂することに心身ともに疲れてしまって、
いっそ「早起きすること」にこだわるのをやめて、その代わりに、
「自分が絶対に起きられる時間の中で、一番早い時間」に起きることを習慣にしてみることにした。
出勤する日でも支度に十分な時間が取れる時間で、在宅の日なら始業まで少しゆっくりできるような、
「私にとって」絶妙な時間に。
7:45 AMという時間が、私には早すぎず遅すぎずちょうど良いような気がした。
朝 「目覚める」 ようになった
その日から、iPhoneと枕もとの目覚まし時計のアラームを、7:45AMで固定した。
早く寝ても起きる時間は、7:45AM。
ちょっと寝るのが遅くなってしまっても起きる時間は、7:45AM。
そうすると、どうだろう。
寝る時間に関係なく、無理することなく、7:30AM~7:45AMになると自然と「目が覚める」のだ。
「習慣」になったからというより、初日から気持ちよく起きれるのだから、
きっと「7:45AM」という時間が、自分の体内時計のリズムにあっているのだと思う。
これが、「6:30AMに固定」しようとしても、こうはうまくいかないから不思議なものだ。
早起きに憧れてきた私も、今回ばかりは自分がモーニングバードに生まれついていないという事実を、認めざるを得なかった。
「1日を気持ちよくスタートできる時間」 に起きることの方が、大事だった。
人それぞれ、起きるのに「ちょうど良い時間」があって、
それは誰かにならって、無理して変えることができるものではないのかもしれない。
「早起き」はかっこ良いし、朝にカフェに行けば人も少なくて、早く会社に着いた時は少しだけ「優越感」を感じる。
だけど、早起きはあくまで充実した一日を送るための「手段」であって、早起きすること自体が「目的」ではないのだ。
だから、早起きすることよりもっと大切なのは、
自分の生活スタイルと自分の睡眠時間に合った「1日を気持ちよくスタートできる自分にとってベストな時間」を見つけることだと思う。
爽やかに1日のスタートを切れるなら、それが6AMだろうと9AMだろうと、構わないのだ。
どうだろう?
いっそ、「早起きしなきゃ」という呪縛から自分を解放してみるというのは。
P.S.
一軒一軒手紙を入れる想いで、この記事をnoteに託して世界中の「早起きできない同志」に届けたい。
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ブログ:Yocolombo's blog
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読んでくださった方から、こんな嬉しいお言葉を頂きました😭
ありがとうございます!!