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お酢は世界を救う(予定)

 定時に仕事が終わり、決まった電車に乗って最寄駅に着き、スーパーにも、どこにも寄らずに帰ると、自宅近くの道で、必ずと言っていいほどすれ違う男性がいます。

 その方はTシャツに半ズボンといった軽装。首にタオルなど巻いて、いかにもトレーニングでございます的な装いで、汗を拭き拭き歩いておられます。
 あまり人様の姿をジロジロ見るのも品がよろしくないと思うので、それほどはっきりとは分からないのですが、まあ、私よりは若干若めの40代な感じ、アルゼンチンかどこか、南米系の血が混じっているのか、見事な体格と彫りの深いお顔が特徴の方です(ジロジロ見てるんじゃねーか)。

 定時で帰ると100パーセント遭遇するということは、多分この方、毎日のルーティンとして、きっちりと時間通りに家を出て、決められたコースを黙々と歩いておられるのでしょう。健康づくりのためか、体格から想像すると、お医者様からきつく言われているのか(他人のこと言える立場か、って感じですが)、まあそれでも三日坊主にはならず、立派なことだと思うわけなのです。

 しかし、どういうわけでしょう。
 今の街に引っ越して4年が過ぎ、ということはこの男性ともすれ違うようになって4年が過ぎたということなのですが、この方、初めてお見かけした時から、一切体重が減った様子がないのです。

 いつお見かけしても、たっぷりたっぷり、ごっつぁんです状態のお体(失敬でございます)。
 まあ、別にダイエットのために必死こいて歩いているわけじゃないよ〜、ただ好きなだけなんだよ〜、ということなのかもしれません。
 いや、一生懸命歩いているからあの体型を維持してるんであって、歩かなくなったら、もうそりゃあ、小錦真っ青の体重になっちまうんですよ、あはは、なんて答えが返ってくるのかもしれません。

 まあ、他人のことをあれこれ心配する前に、自分の体たらくを心配しなさい、ってことなんですけれどね。
 かく言うワタクシ、会社帰りの1時間ウォーキング、夜の炭水化物抜きを始めて、するするするっと7キロほど減量に成功したのですが、それから3か月、同じことを続けていても、一切体重は変わらなくなってしまったのです。

 炭水化物をやめた代わりに、唐揚げばかり食べているからでしょうか(ダメだね)。

 いくら糖質ゼロの一番搾りにしたといっても、500ミリリットル2本は、さすがにダメでしょうか(ダメだね)。

 まあ、それらは追々改善していくとして(😅)、さらにワンランクアップのためにはどうしたらいいものかと思い、こんなものを取り入れてみることにしたのでした。

 それはこれ、いまCMで盛んに流れているミツカンの黒酢、でございます(バックのキンミヤはイメージ図、でございます)。
 内臓脂肪を減らし、ダイエットにも効果があるというお酢に、りんごやブルーベリーの味をつけて飲みやすくした逸品でございます。

 悪玉コレステロールが多めで、動脈硬化の始まりですよ〜と医者に脅かされている身としては、お酢は私にとって、ダイエット云々よりも摂取すべきものということは承知しておりましたが、なんだか美味しくないのではと、なかなか手を出せないでいたのですが……。

 これ、まるでジュースなのです。

 炭酸水で割ると特に喉越し良く、つらつらつらっと美味しくいただけます。それに焼酎を混ぜれば、さらにクセになるお味。毎日のしみじみdrinkingが、さらに楽しくなりました。

 なんだ、もっと早くから飲んでおけばよかったあ。

 まあ、まだ始めて2週間ほどですので、効果があるのかないのか、目に見えた変化は見られませんが、減量よりも血管にいい影響が出てくれれば万々歳、といった感じですかな。
 頑張りましょう(って別に頑張ってはいないか)。

老後の楽しみになればと、というか、ボケ防止に、コツコツ始めてます。