見出し画像

勝手に唐揚げグランプリ その2

 美味しい唐揚げを求めて東京中を隈なく歩き回る昨今の私(それほどでもないか)。

 先日、荻窪辺りをウォーキングしていたとき、もしやこれが自分的に一番美味しい唐揚げなのではないかと思う逸品に出逢いましたのでちょっとご紹介です。

 それは、唐揚げの発祥地と言われる大分、宇佐から鳴り物入りで東京上陸した「からあげ禅閤」といお店の唐揚げです。

画像1

 本当に唐揚げが大分発祥なのかどうか、それはよく分からないのですが、とにかく、大分地方は唐揚げ店が多く、唐揚げは自宅で料理するものではなく、お店で買ってテイクアウトするのが当たり前、というライフスタイルが根付いているようです。

 なんでも、そのおかげで、天下のケンタッキーフライドチキンが、大分にはずっと出店できなかったのだとか。

 ここの唐揚げはもも肉、胸肉、そのミックス、というチョイスができるのがグー。こう見えて(どう見えてるつもりか)肉の脂があまり得意ではない私にとっては、嬉しいことこの上もなしなのです。

 肝心のお味ですが、下味がしっかりついて、それもあまり主張しすぎず、国産の鶏を使っているからか、グチャッというなんだか不安な気持ちにさせる歯応えもなく、食べやすい、やや小ぶりな大きさというのも私好みです。

 ここは、オーダーを受けてから調理してくれるので、出来上がりまでは10分ほどかかります(購入してから30分ほどかけて歩いて帰るので、出来立てでなくなっちゃうのがたまにキズ)。値段も安い!というほどではないし、ハレの日に購入する唐揚げですかな(なんて私は小市民なのでしょう)。

 そしてもうひとつ、これはどうしても紹介しておきたいのが、新宿小田急デパートの地下にある「ザ・チキンマーケット」という店のジューシーフライドチキンセットです(以前は店名が違っていたような気がしますが、まあいいか)。

画像2

 っていうか、こちらは唐揚げ、ではありませんね(笑)。

 なんでも、唐揚げとフライドチキンの違いは、唐揚げは肉に下味をつけるのに対して、フライドチキンは肉ではなく、衣に味をつけるものを言うのだそうです。まあ、広義の唐揚げってことで紹介させていただきますが。

 このチキンは、私がもう10年以上ご愛顧させていただいているものです。

 なにより、脂身の少ない部位を使っているのがグー。ケンタッキーほど個性的ではありませんが、いくつでも食べられちゃう安定感のある味。なんといっても4つの食べ応えのあるチキンとフライドポテトがついて800円という安価なのが魅力です。

 友人達の集まりに持参するものを探しにデパ地下に行くと、ほぼ100パーセントこのチキンを買ってしまうくらい好きです(友人達にはまたあ?という顔をされますが、笑)。

 ということで勝手に唐揚げグランプリ、その3をお楽しみに(あるんかい)。

老後の楽しみになればと、というか、ボケ防止に、コツコツ始めてます。