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ビジネスメールも異文化摩擦

こんにちは。よちです。

先日、Twitterで、MOOCの英語のビジネスメールの授業について呟いていたら、思いのほか面白がって頂けたので、ちょっくら書いてみようと思います。​

因みに、MOOCというのは、こんなものです↓

Massive Open Online Course (MOOC、ムーク) またはMassive Open Online Courses (MOOCs、ムークス) は、インターネット上で誰もが無料で受講できる大規模な開かれた講義のことである(Wikipedia より)

今一番ハマっている講座は、「英語が第二言語の人用」の講座でして、
英語の授業を英語で受けるという珍妙なことに精を出しております。
世界中から生徒が集まっているので、色々な文化の摩擦を感じられるところが面白いのです。以下は、Writingの講座の感想なのですが、

兎に角、あるあるネタが、ワールドワイドなんですよ!

ええ。そんなことも、あんなことも、あるのです。
すれ違う要因は、コンテクストなど、様々な文化的要因があるのですが、
国によって、習慣も違うので、知らないとギョっとしてしまうこともあるんです。

日本人が音を立てて蕎麦を啜ったら、
粋とか知らない海外文化圏の人が、「ヌードルを音をたてて啜るなんて、なんて下品な!」とギョっとするという、
異文化あるあるネタってありますよね?
そのビジネス版みたいな感じかな。。。

低コンテクスト文化圏(アメリカ北部やヨーロッパなど)の人は、
高コンテクスト文化圏(アジアや南米など)のメールが苦手で、
「仕事なのに、まわりくどく長文のメールでプライベートから距離を縮めようとしてくるやり方」に、
やる気を奪われてしまうんだとか。

逆も然りで、
高コンテクストに慣れた日本人は、低コンテクストの国から来たメールを「メール短かっ!」とか、「え?怒ってる??」って思ったりすることもある。

コンテクストというのは、「文脈」や「背景」と説明されたりしますが、
私は、高コンテクストになる程、はっきり言語化せずに、「空気を察する」といった非言語コミュニケーションが重視されて、どんどんエスパーみたいになっていくように感じております。
だから、メールだとまわりくどい長文になっていくということかしら。。。
言語化するのが当たり前の人達からしたら、何を言ってるんだか意図がさっぱりわからないよね。。。

うら若き頃に、こういった講座を受けていたら、グローバル部署同士で、摩擦が擦れすぎて大爆発とかしなかったかもしれない。。。
(日本主導で、英国・インド・アメリカ・中国・インドネシアでグローバルチームを組んだらとんでもないことになったことがあります。泣)

などなど、
過去のあの時に、MOOCがあればー!と思うことは沢山あります。

日本で出版されている英語のビジネスメールの本の多くは、
定型文の例示のみで文化の摩擦まで解決するTIPSが載ってなかったり、
日本目線からの英語圏(アメリカ・イギリスなど)とのやりとりしか想定されていないけど、
実際には、英語を使って、英語圏以外の文化の人とやりとりをすることは、珍しくないはずです。

なので、MOOCの講座で、
どうしてこういう書き方をするのかというロジックと、文化によるアレンジの仕方を知っておくとフレキシブルさが増していいな、と思いました!

このご時世ですから、
コンテクストをしっかり押さえて、
肩書きとか、プライベートな話題とか、ジェンダーや年齢なども含めて、
相手の文化を慮ってメールが書けると、「しごでき✨」
だと思います。

この記事を読んで、MOOCをやってみたくなった方は、
講座を探すのに、めっちゃ便利なサイトもありますので、どうぞ!

講座のシラバスのmoduleに「culture matters」や「cross  cultural」のようなkeywordが入っていると、文化の摩擦の内容が入っています。
興味のある方は、ご自身の目的やレベルに合った講座を探してみてくださいね!
色んなプラットフォームがありますが、私は、CourseraとedXが好きです。

欲望のままに様々な分野の講座を受講しては、おうち時間をせっせと費やしています。笑
これを機会に、一緒に沼に浸かりましょう!

異文化の摩擦をもっと知りたいと言う方は、
書籍では、
エリン・メイヤーさんの「異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養」(英治出版)が、分かり易くてお勧めであります!


今回、この記事を書くにあたって、
「クロスカルチャー・マネジメント」という分野の面白さを再発見したので、早速、MOOCで講座を探そうと思います!

MOOCのお勧めの講座などありましたら、お気軽にコメント下さいね♪

ではでは!


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