Modernist的食品添加物

「食品添加物」というワードは
かなり毛嫌いされている節がありますが、
外で調理された食品にはたいていの場合
何かしら入っているものです。

「アミノ酸等」
「乳化剤」
「安定化剤」
・・・挙げればキリがありませんね(笑)

では、その全てが体に悪いものなのかというと
そういう訳でもありません。
例として、キサンタンガムやグァーガムは
ケチャップなどによく使われる増粘剤ですが、
体への悪影響はないだろうという結果が出ております。
(多量摂取で悪影響が出るという結果はあるのですが、
それは食品添加物に限らずどんな栄養素・食品でもそうなります。
水も多量に摂取しすぎるとイオンバランスを崩して最悪死に至るケースもあるので。)
*参考:パレオな男

ネガティブな話から入ってしまいましたが、
良い面もあるから当然使用されている訳であります。
私もいくつかは使用したりしているので、
ここで列挙してみたいと思います。

液状大豆レシチン:液体の乳化(ソース作りに有用)
キサンタンガム:液体にとろみをつける(=増粘)(ソースをある程度固めるのに有用)
クエン酸ナトリウム:チーズの分離を防ぐ(チーズ系のソースに有用)
寒天:液体のゲル化(ジュレ作りに有用)
モルトパウダー:デンプンの糖化(酵素が含まれている)(お菓子作り等に有用)
オオバコパウダー:液体のとろみづけ

といった感じになります。
興味のある方はAmazonやi herbなどで購入できるものも多いので
ぜひ試してみると良いかもしれません。

使い方がわからないという方は
Modernist cuisine at homeを参考にしてみると
適切な分量を含めて把握できるかと。
(お高い本なので、簡単にオススメしにくいのですが・・・)

あるいは実験的に様子をみながら少しずつ入れてみるのが無難でしょう。
かなりニッチな内容になってしまいましたね。

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