小学生向け 読書感想文 「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドランド」その４③※私の見解も含めて、小学生向けに分かりやすく紹介しています。
Ｅ ・・・ 従業員（じゅうぎょういん）、会社員（かいしゃいん）、お店や会社に雇（やと）われて働く（はたらく）人
Ｓ ・・・ 自営業者（じえいぎょうしゃ）、自分でお店を出している人のこと、医者（いしゃ）、弁護士（べんごし）など
Ｂ ・・・ ビジネスオーナー、会社経営者（かいしゃけいえいしゃ）、Ｅの人を雇（やと）うこと
Ｉ ・・・ 投資家（とうしか）、お金でお金を生（う）み出すひと
④第三部（だいさんぶ） クワドランドの右側で成功（せいこう）するために
ステップ④ どんな投資家になりたいか決める
投資（とうし）について学ぶための行動指針（こうどうししん）
はじめは小さいことからはじめて、自分自身（じぶんじしん）を教育（きょういく）し続けることが大事（だいじ）なんだ。そのために、毎週（まいしゅう）、次（つぎ）の活動（かつどう）のうち最低（さいてい）二つをやろう。
１．金融（きんゆう）・投資関係（とうしかんけい）のセミナー、講座（こうざ）に出席（しゅっせき）する
２．近所（きんじょ）で「売家（うりいえ）」の看板（かんばん）の出ている物件（ぶっけん）をみつけよう。そして、毎週いくつかの物件を選び、不動者屋（ふどうさんや）に電話（でんわ）をかけて、担当者（たんとうしゃ）に詳細（しょうさい）を聞こう。次にそれぞれの不動産について、キャッシュフローを計算（けいさん）してみる。
３．複数（ふくすう）の株式（かぶしき）ブローカーに会って、その会社（かいしゃ）の株（かぶ）を買ったらいいと勧（すす）めてくる会社について話を聞く。それらの会社について、よく調（しら）べてから、少額（しょうがく）の投資から始める。
４．投資に関する情報誌（じょうほうし）を定期購読（ていきこうどく）し、くわしく読む。
５．金融、投資に関する本や新聞（しんぶん）、雑誌（ざっし）を読み、テレビを見たりする。
ビジネスについて学ぶための行動指針
１．複数（ふくすう）のビジネスブローカーと会い、いま売りに出されているビジネスはないか聞く。いろいろ質問（しつもん）して、あとは答えを聞くだけでも、たくさんのことが学べる。
２．ネットワークビジネスのセミナーに参加して、そのビジネスについて学ぶ（少なくとも3つ）
３．ビジネスチャンスをテーマとした集会（しゅうかい）に出席したりして、どんなフランチャイズやビジネスシステムを購入（こうにゅう）できるかを知る。
４．ビジネス関係（かんけい）の新聞や雑誌を定期購読（ていきこうどく）する。
ステップ⑤ よき師をみつける
すでにそこに到達（とうたつ）している人をさがす
アドバイスをもらう相手（あいて）は慎重（しんちょう）に選（えら）ぶべきだよ。これは君にできることのうちで最も（もっとも）大切なことの一つだ。
ステップ⑤の行動指針
１．よき師をみつける。投資とビジネスの両方（りょうほう）の分野（ぶんや）で、あなたの師となってくれる人を探そう。
a. 手本となる人をさがし、その人から学ぶ。
b. 反面教師（はんめんきょうし）となる人をさがし、その人から学ぶ。
２．まわりにいる人たちがあなたの未来（みらい）の姿（すがた）だということをよく覚（おぼ）えておく
a. いちばん多くの時間をすごす人、６人の名前（なまえ）を書こう。子どもも入れよう。
b. 6人の名前が書けたら、次に名前の下にその人が属するクワドラントを書く
c. そこに投資家としてのレベルを書き入れる
d. キャッシュフロークワドランドの四つのクワドランドをみて、自分が多くの時間をともに過ごす人が属（ぞく）するクワドランドにその人の名前を書き入れよう。次に自分の名前も属するクワドラントに入れよう。それから、自分が将来（しょうらい）属していたいと思っているクワドランドに自分の名前を入れよう。
今、書き入れたすべての名前が同じクワドランドに収（おさ）まっていれば、あなたは今の状況（じょうきょう）に満足（まんぞく）しているはず。自分と同じような考えの人たちに取り囲（かこ）まれている。だがもしそうでなかったら、何かを少し変えてみることを考えてもいいかもしれない。
今日はここまで。次回（じかい）は、
ステップ⑥ 失望をバネにする
からはじめるよ。
それではまた明日！
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