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【Yocco Natural Farming】#7|自分の野菜やお米を作りたいお仲間・募集開始! in 山梨県北杜市|自然農|自給自足

前回の久高島の土地制度をご紹介してから、少し時間が経ってしまいました。そこでも少し触れましたが、今回は『自分のお野菜やお米を作りたいお仲間』を募集したいと思います!

プロジェクトのコンセプトは久高島の土地制度を多く参考にしています。興味のある方、応募したい方はぜひこちらの記事をご一読ください。


【プロジェクトの方向性とイメージ】

さて、今回のプロジェクトの基本的な方向性は、以下になります。

  • 自分や家族が食べるものを出来るだけ自給してみよう

  • 出来るだけ土地に負担が掛からない作物づくりをしよう

上記2つは、人にも土地にも共に「無理なく、安全、しかもおいしい!」というところに着地するかと思います。(なので、今回の募集は、農薬・化学肥料・家畜ふん堆肥の使用はNGとします)


さらに、私が「こんな風なのがいいな」とイメージとしているものは、次のようなものになります。

  • 他の利用者と協力し合うのもよし、ひとりで黙々とやるのもよし

  • お互いにコミュニケーションが取れるようになったら、それぞれ違った作物を作って交換し合うのもよし(じゃがいもは私に任せて。ニンジンは私が。みたいな)、しないのもよし

  • お米などは複数人でやった方が良い作業と思われるので、協力し合うのもよし、しないのもよし


私の中にこれまでずーっとイメージとして湧いていたものがあります。


それは、何かしらの共有する「場」が真ん中にあって、そこでは互いがものすごくどこまでも自由な距離感で居て、でももし誰か何かやりたいことが出てきて、それは一人でやることではなく、協力者が必要なものであった場合、「それなら私出来るよ!」「それなら私やりたい!」みたいに、各々が自分の得意分野を出し合う。そしてまたさらに別の人に何かやりたいことが浮上して、「それだったら私はこれやるよ!」「それなら!」「こっちは!」とプロジェクト毎に個の得意分を出し合う、みたいにして物事が創造されていくのっていいな〜と。


言わば「餅は餅屋」の拡大版と言いましょうか。
(拡大版って言う意味は、今はひとりひとりのポテンシャルが上がっていて、ひとりの人が餅屋とパン屋と本屋とクリーニング屋と絵描きと音楽家と、どれも全部出来まっせ、やりまっせ、というように、得意なものや専門性がこれまでの枠に縛られずいくつも発揮される時代だと思うので。あ、二刀流も同じか!)。


そして、このイメージでいくと、今回の場合、「場」というのは「畑」になるのかと思います。


昨年の秋、山梨へ引っ越したことで偶然にも広い田畑との出会いがあり(賃貸物件に付いていた)、ここで農業をやるのかな?と何度も想像してみたのですが、どうもしっくりこず。そうしていたら、ある日ふと、先述の久高島の土地制度のことを思い出しました。そこから得た「土地の共有」というアイディアにプラスして、常々イメージとして湧いていた上記のようなものをミックスした結果、まずは下記のような形で募集をスタートしてみることにしました。


1人でのご参加でも、家族でのご参加でも結構です。やり取りをして、お断りする場合ももしかしたらあるかもしれませんが、基本的にはコンセプトを含めてピンときた方はどなたでもWelcomeです。


私はこれまであまりにも、あっっっまりにも引き篭もりだったので、ひとりで黙々と淡々と静かに作業する、というのも本当に大好きです(笑)。なので、そういう方も、もちろんWelcomeです。私とはお話しすることになりますが…(笑)。


【募集要項】

【その他・重要事項】

★稲作は、水路の確保の可能性などこれから調べていく必要があるものが多いので、もしかしたら今年は難しいかもしれません。ただ、間に合えばぜひやってみたいとは思っているので、やってみたいという方は、個別連絡の際ご相談させてください。


★野菜のみ、お米のみやってみたい、というのでも結構です。


★自然農のやり方などがわからない場合、基本的なことはお伝えできますが、私自身も今年が初めての初心者なので、難しいことなどは調べながら一緒に研究していくような感じになると思います。


★場所は10年以上使用していない耕作放棄地となります。自然農の側面から見ると、慣行栽培を行っていた土地よりずっと良い状態と言えるようです。なので、自然農、もしくは出来るだけそのままの状態を残しながら行う農法で、農薬・化学肥料・家畜ふん堆肥はNGで行って頂ける方のみの募集となります。


★草刈りはずっと行われていたので、背の高い草が生えているわけではなく、フラットな状態です。元は田んぼだったのではないかと思われます。多年草が多く見られます。田畑の様子は、noteのマガジン『Yocco Natural Farming』とYouTube『Yocco Narural Farmingチャンネル』で見れます。


【問い合わせ先】

私自身の自然農も去ることながら、外へ向けての公募など、どれもこれも初めてのことなので、やりながら作っていく部分がとても多い、というかほとんどです。なので、ご質問があれば、それにお答えしながら作っていく、という感じで一緒に進めていくような形になるかと思います。

ご興味のある方はメールまたはInstagramのDMでご連絡ください。その後は、メール、インスタDMのほかに、Zoomでもやり取り可能です。noteのコメントにご質問頂いても結構です。

Email : yocco.project@gmail.com

Instagram : Yocco Project (https://www.instagram.com/yoccoproject/


【おまけ】
久高島では、字民は農地が割り当てられる(といっても、ほとんどが先祖代々継がれている世帯のため、農地も代々継がれている状態)のですが、この割当地は、1カ所ではなく、あちこち10何カ所以上に分けて割り当てられています。これは、肥えた土地と痩せた土地を平等に割り当てるためです。また集落に近い、遠いなどの利便性の差もあるので、これを公平にするためでもありました。

さらに、今は違うと思いますが、昔は隣り合う畑は同じ作物を作ってはいけないという規則もあったようで、これはひとつの作物に病気が発生した場合、その区画全体が全滅しないようにするためだったそうです。

さて、今回チャレンジの自然農は、連作障害などの心配も少ないので、ぜひ「必要な」野菜を色々作ってみたいなと思っています。必要、というのは、これは「Yocco 診療所」に繋がっている話なのですが、私は現在、絶賛貧血治療中で、その一環でめっちゃ食べておきたい野菜がいっぱいあります(笑)。「血の質と量、爆上げだ!」という感じです。

私が栽培したいと思っている野菜は、ほうれん草、小松菜、ニンジン、黒豆、ごま、さつまいも、じゃがいも、クコ、ナツメなどなど。畑ではないけどキクラゲもやってみたい。

お気付きの方もいるかもしれませんが、これらは「血虚・気虚」体質用の食材です。幸い北杜市は野菜&お米作りが本当に盛んで、「無農薬・無化学肥料」と表示されている新鮮な野菜とお米がたくさん店頭に並んでいます。ただやっぱり、ちょっとお高い。クコ、ナツメは輸入品がほとんど。なのでぜひ作ってみたい、そしてシェアしたい、そんな気分です。自分を含め貧血のみなさんの血が爆上がりだぜ!というのを夢見て(笑)。

あと種って、ひとシーズンでは使いきれないほどいっぱいに入っているので、良い固定種の種を買ったら、ぜひ分けっこ出来たらいいな、などなども夢見ています。

夢見がちな春😆!
どうぞみなさまお元気で(笑😊)!

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