“あなたが必要です。”当たり前だと思うことを伝える。

ディレクターの業務に関係ないお話。

心を強く保つため、自分に鞭を打つために、自己啓発系の本を読んで気づかされるのがすごく好きです。
(アウトプットできているかは…別問題として)

最近読んだ本で、はっとしたことがあります。

『置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子』

学校の理事長をされている方の本なのですが、ここに書いてある内容を仕事の状況に置き換えて考えてみました。

― 一部抜粋 ―

「最近、こんなCMがありました。いのちは大切だ。いのちは大切に。そんなこと、何千何万回言われるより“あなたが大切だ”誰かにそういってもらえるだけで、生きてゆける」その学生は続けて「近頃、この言葉の意味を実感しました。“私は大切だ。生きるだけの価値がある”そう思うだけで、私はどんどん丈夫になってゆきます」この学生は、きっと誰かに“君が大切”といわれて生きる自身をもらい、“丈夫”になっていったのでしょう。二年後卒業していきました。

……とこの章は、人は愛情に飢えている、存在を認められるだけでもっと強くなれる、という話なのですが。
“あなたが大切だ”ということ。
当たり前だからと伝えていないのではないかと。

これは、家族だけでなく、会社でも同じことです。

“私はこの会社に必要なのか?このチームに必要なのか?”と自問自答したことがない人はいないと思います。

特に私のチームは女性ばかりなので、こういう感情が起きやすいのではないかという推測。現に自分も何度か感じたことはあります。ネガティブキャンペーン期間中だと気分は落ちる一方なのですが…。

上司、先輩、同僚、“あなたは必要だよ”と誰かに言ってもらえるだけで、もうちょっと頑張ってみようかな、苦しいからこそ、あともうちょっと頑張ってみると思い返せることもあると思います。

この会社で働く価値があると感じることで、やる気の向上やスキルアップにもつなげることができる。もう少し踏ん張れる。

認めているからこそ、存在意義をきちんと伝えるべきです。
当たり前だからこそ、ストレートに伝えるべきだなと。
そして、伝えるべき相手がいることは、とてもすばらいしことなんですよね。


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