ねこぱんだ
大荷物を持ったままブックオフで立ち読みをするのはおすすめしない。 4時間も経った頃には足が棒になるからだ。 そう、今の僕のように。 上の経緯で今僕はとても足が疲れている。 緊急避難と昼食を兼ねて近くのマックにかけこむ。ポテトがカリカリで美味い。
学校終わりの夕方、 重い体を引きずっていつもの電車に飛び込む。 席はいつも通り満員。うぅん。 今日も立って耐えるか…。 疲れた僕はスマホをいじる気にもならず、 ただ、ぼーっと窓の外を見ていた。 ガタンゴトン ガタンゴトン────── 「えぇー次は○○、○○です。 お出口はひだりぃgわds…」 あぁ…ダメだ。ねむたい。 車掌さんのアナウンスですら 今の頭では、ぼやぼやと聞こえる。 そのときだ。 ガタンゴトン ガタンゴトン ドドン ドン グワアァァァ─