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生きづらさって愛だった「優しさよ届け」

「お母さんのごはんが食べたい」

結婚してから
思うこと

いま叶えることは
難しいこと



「ごはん」から知る
母への思い

料理をつくりながら
抱くつらさに知らされる

生きづらさって愛でもあった



「お母さんありがとう」


思いながら


「優しさよ届け」


愛の言葉
ひとりごと

優しさをたくさん盛ってきてくれて
ありがとう




料理を作りはじめたころは
「お母さんの味」
にしようとしていた

どうしてか…

振り返ると
そこには二つの
生きづらさ

「お母さんのごはんが食べたい」

そう思って
同じ味を求めて
同じ料理を作ってる
「わたしの」
思い


もう一つは

「お母さんの味にしなくてはいけない」

そう思い込んでいる
「わたしの」
思い

つらさは何かや誰かに対する「思い」
そして
それは愛でもあった
優しさでもあった


生きづらさとは何か

あらためて
腑に落ちて
実感し


母を知る






以前のわたしは

自分を知らず
認めず
外に向かって
答えを探していた

今は内に
自分を見つめて
自分を知って
認めて作る

わたしの料理でいい
わたしの味を作ってる

母の作ったご飯を
食べることは
もうできないに近いけど

今は
わたしの味で作ったご飯を
「腕を上げたね」
そう言って
笑って食べている
母の笑顔に

つらさはやわらぎ
うれしいさに変わり
優しい思いになっていく


小さくなった母を感じながら
唐揚げ
玉子焼き
肉じゃが
わらび餅

忙しさの中に
大きな愛情


たくさんの思い出を
心に持って
過ごす日々

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