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肩甲骨の下の奥から届いた手紙、自分綴り方

本当はもっと話したい
本当はもっと関わりたい
本当はもっと飛び込んで
もっと大きく笑いたい

埋もれていた思いは
痛みとなってやってくる…
…届いたよ…




あの時のわたしが
話してる
痛みとなって
泣いている


中学校の入学式

クラスに分かれ
背の順で並んでいたら

知らない女の子が
突然に
わたしの手を取り
列から逸れた

どこから来たのか
聞かれて答えると

その子は
突然手を離し
去ってしまった

素朴なわたしには
受け入れられる

状況ではなく…

戸惑って
動けなくなってしまった


今となっても
やっぱり痛い
思い出…

かな…


わたしはもっと話したい
わたしはもっと関わりたい
わたしはもっと飛び込んで
もっと大きく笑いたい


あの時の
わたしが話してる
まるで
手紙を読むように
わたしに向かって
話してる

今夜は優しく
手紙にそっと
手を当てて
わたしの思いを
返信
しよう

大丈夫だよと
返信しよう


肩甲骨の下の奥から
届いた手紙

痛みに届け

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