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ファッキンクリスマスのプレイリストを作ったよ!

不幸自慢じゃないんですけど、26年間生きてきてクリスマスを恋人と過ごした記憶が無いんですよね。タイトルにファッキンなんて書いてるが、人間怖いものでどんな不幸のドブに浸かっていてもどんどん慣れちゃうんでしょうね。20歳過ぎた辺りから、マジで妬み嫉みの類を感じなくなりました。
何なら最近は街でクリスマスソングが流れるとワクワクが止まらないっていう。ラッキー。11月初旬からこのプレイリストのこと考えてました。
陰キャの不幸おじさんですら感じるクリスマスソング特有のワクワク感とか特別感ってやっぱり異常ですよね。

ってことで、プレイリストを作ったので何曲か紹介しますよ、と。



Michael Bublé/Santa Claus Is Coming To Town

カナダのジャズミュージシャンが出した10年前に出したクリスマスアルバムの1曲。正直洋楽はほとんど聞かないんですけど、高校生だった俺が何かの拍子でYouTubeでトレーラーを見つけて聴いた次の日には、タワレコでCDを購入するくらい名盤です。1曲だけ入れたけど、全曲耳心地がいいので10周年のこのタイミングで是非。

KICK THE CAN CREW/クリスマス・イブrap

この曲を知ったのほんの数年前の12月なんですけど、毎年歌えるようになろうとして1番まで歌えるようになって挫折して翌年に全部忘れてるっていうのを繰り返してる。今年こそ、3番まで歌えるように頑張るぞ(フラグ)
ラップ×クリスマスソングとかいう陰キャ的に最悪の組み合わせなのに歌詞が完全にコッチ側の奴らなのが最高ですよね。

くるり/最後のメリークリスマス

クリスマスソングって、カップル視点かカップルになれなかった非リア視点が多いと思うんですけど、この曲はもう少しで離れる住み慣れた街での年末を過ごす人間の視点で、別の意味で心がキュッとしちゃう曲で好きなんですよね。よくあるクリスマスソングとは違った日本人の生活に寄り添ったくるりらしさ全開の名曲。

MONKEY MAJIK × 稲垣潤一 × GAGLE /クリスマスキャロルの頃には 

ここ数年、ウマーベラスといい、岡崎体育とのコラボ曲といい、この曲といいモンキーマジックが1曲ごとにえげつないパンチで殴ってくる印象で、J-POP界のはぐれメタルとして個人的に存在感MAXなんだけど、よくよく見たら稲垣潤一もおじいちゃんなのにめっちゃ歌上手いな。お化けじゃん。
てか、これ何で4月にリリースしてんだよ、売り出し方下手かよ。

フジファブリック/タイムマシン

クリスマスソングとは少し違うけど、クリスマスと言えば志村さんの命日ということで冬になると毎回この曲を聴くことにしてる。フジファブリックを知ったのは志村さんが亡くなって半年くらい経った時に、スクールオブロックでマンボウやしろがこの曲を紹介してた(https://www.tfm.co.jp/lock/staff/onair/2010/0511/index.html)のが初めてで、もう少し知ってライブに行きたかったなーって思ったのを覚えてる。

SEKAI NO OWARI/ silent

周りに馬鹿にされながらもデビュー当時から聴き続けてるセカオワ。大体楽曲的にはダークファンタジーとホワイトファンタジー(適切な表現が見当たらない)の2つに分けられると思うんだけど、後者におけるセカオワの最高傑作ですね。セカオワにはもう1曲スノーマジックファンタジーっていうクリスマスソングがあるんだけど、あれは曲調も歌詞も馬鹿っぽかったのでやっと正統派がきたかって感じ。
主題歌になってたドラマは仲野大賀が不憫すぎてムカつきながらも完走しました。

ユニコーン/雪が降る町

コブクロ/雪の降らない街

ユニコーンの20代〜30代くらいのサラリーマン目線の歌詞がめっちゃ大好きなんですけど、年末のグダグダ感を歌ってるのにしっかり心に染みるあたり奥田民生の作詞家としての才能は果てしないと思うんですよね。んで、どう考えてもユニコーンの曲から影響を受けて1番の歌詞でオマージュしてるコブクロの曲も名曲なので聴いてください。不倫した方がまだグラサンかけてません(どっちも不倫していただろというツッコミ待ちの高度なギャグを添えて)

ぜったくん/ Gaming Party Xmas

これ、現代陰キャクリスマスソングの最高傑作だろ。この曲からぜったくんを知ったんですけど、どの曲もポップセンスがえげつないすよね。陰キャ特有の気持ち悪い感情を所々に歌詞内に入れてるんですけど、楽曲に乗ると全然気にならないんですよね。NHK教育でやってる子供番組の音楽演出は今すぐぜったくんに任せた方がいいと思う。今年大活躍のトキチアキ作MVも一緒にどうぞ。

ヒャダイン/クリスマス?なにそれ?美味しいの?

実は音楽やらアニメやらゲームやらのポップカルチャーに一気にのめり込んでいったきっかけになったのがヒャダインなんですよね。正直ヒャダインを語ろうと思ったら1万字超えると思うのでここではあまり書かないけど、ピチカートファイブを知って渋谷系にハマったのは完全に彼の影響で、他にも坂道系の振付師TAKAHIRO先生や下野紘を知ったのも彼と仲良しだったからっていう。
この曲も10年前の楽曲だけど、下ネタ妬み嫉みをポップに昇華してる後世に語り継がれるべき怪作ですよ。コメント欄を見て知ったけど、未だクリスマスの時期にはニコ動のランキングで1位を取るらしい。

ももいろクローバーZ/サンタさん

そんなヒャダイン作曲のアイドルソング。あんな変態陰キャの歌作ってたおじさんが王道のクリスマスソング書いてるわけでしょ。もうね、これパワハラだよね。
歌詞めちゃくちゃなんだけど、れっきとしたアイドルソングなのがやっぱり型破りというか何というか。ももクロ×ヒャダインでしか作れない楽曲ですよ。


ということで、クリスマスソング特集でしたよ、と。
意外にもベタな曲も入れてるから陰キャでも聴きやすいとは思いますよ。

年末は、時間があれば今年のベストソング10位まで書こうかなぁ。

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