見出し画像

今の会社にモヤモヤしているすべての方へ

人生で初めての転職をして1ヶ月が経ちました。
前職にすごく不満を感じているわけでもなく年収を150万円以上下げて転職を決意したからこそ色んな葛藤がありましたが、今は転職して良かったと心から思っています。
改めて転職した理由を振り返り、転職して感じることを赤裸々に書こうと思います。

「今の会社にずっといていいのかな」となんとなく思っている方にぜひ読んでもらえたら嬉しいです。


新卒の切符を使って入社した会社

私は新卒で大手教育系の会社に入社しました。
1社目でこの会社を選んだ理由は、人生を通して「夢中になっている人を増やしたい」という思いがあり、それを1番実現できる環境だと思ったからです。
夢中になってる人を増やしたい理由はコチラから↓


仕事内容としては、教務・広報・就職など学校運営に関わること全てを担っていました。
幅広く携わっていたからこそ学ぶことも多く、飽きることもなく楽しかったですし、学生が人生に夢中になれる点に携われることは非常にやりがいでした。働く環境・人にも恵まれ、お給料も平均より多くもらっていたし、不満に思うことはほぼありませんでした。


転職を考えるようになったきっかけ

安定した生活を送っていたものの1年目の10月頃から「自分の人生このままでいいのかな」という思いがありました。
周りの友人は会社のため、自分の成長のために遅くまで仕事をしている人が多く、会って話を聞く度に自分はどこかおいていかれている気がしていたからです。

量から質がうまれるのに、周りに比べると圧倒的に量が足りていませんでした。

そして1番の理由は、入社する前から「いつか自分の力でサービスを創りたい」という思いがずっとあったからこそ、今の働き方を続けていたら達成できていない自分の将来が想像できていたからです。

とりあえず社外のイベントに参加したり、コミュニティに所属したり、運営したりなど、色々やってみたましたが仕事の片手間でしかできなかったためどこか物足りない。

しかし、当時の私は教務では成績を残していたものの広報の歩留まりは部門で最下位。与えられた環境でやりきってもないのに将来のことばかり考えている自分はダサいと思い、まずは目の前のことをしっかりやり成績を残してから今後のことは考えることにしました。



転職を考えなくなった社会人2年目

目の前のことをやりきると決めてからは結果にこだわって全力で走りきりました。すると、1年目で最下位だった広報でも全国TOP10の実績を残していた先輩の成績を超え、部門で歩留まりトップの結果を叩き出すことができました。

会社で成績が残せるようになってから改めて今後のキャリアを考えた時、1年目の頃に感じていた焦りはあまり感じなくなっていました。

会社も人も良くて、仕事も好き。会社からも必要とされている。
しっかりとお給料がもらえプライベートの時間もちゃんと取れる安定した生活。

こんな恵まれた環境は中々ない。
それなのに刺激を求めている自分は欲張りなのか?
このままでも安定かつ幸せに暮らしている人生も十分に想像できる。
やっぱり転職をする必要はないのかもしれない。
目の前のことをやり続けていたらそう思うようになっていました。



自分の本当の思いに気付かされた2人の言葉

 順風満帆に2年目を過ごしている時、ある2人の方の言葉で再度自分の将来と向き合うことになりました。

①20代前半が人生で1番大事だと教えてくれた先輩

社内で1番尊敬する人は副業で独立するという夢をもって常に努力を続けていた先輩でした。しかし、その先輩に子供が生まれてからは家庭が忙しくなり、夢を諦めかけている姿を見ました。
その先輩からある日こんな言葉を言われました。

「僕は時々もっと早くから独立するための準備をすれば良かったと思う時があるんだよね。ヨザさんも自分が成し遂げたいことがあるなら、時間と体力がある若いうちにやった方が絶対にいいよ。


②人生の描き方を教えてくれた社長
 とある上場企業の社長に自分のキャリアについて話す機会がありました。その時に言われた言葉は今でも鮮明に覚えています。


自分の人生は自分が主人公。自分物語の結末をどういう終わりにしたいかを考えれば自分にとってベストな選択をすることができるよ。意外と簡単なことなんだけどやっている人は少ないんだよね。」


この2つの出来事を通して、今一度自分の歩みたい人生を一生懸命考えました。
そして、気づいたんです。
入社前から思っていた「自分でサービスを創りたい。そして一度きりの人生、常にチャレンジして熱く夢中に生きたい」という感情を忘れかけていたということを。

忘れていたというよりかは、安定を捨てるのが怖くてチャレンジしたいという思いに蓋をしようとしていたんだと思います。

1年目の頃は違和感を感じる度に行動を起こして自分の想いを大切にしていましたが、いつしか環境に慣れ、行動すら起こしてない自分がいました。

仕事の忙しさを言い訳にしたり、現状に満足して、自分の本当の思いに向き合うことをせずに時が過ぎていく。
そしていつの間にか自分の思いを忘れていく。

自分の人生、これで終わるのはつまんない。

自分の成し遂げたいことを逆算した時に、サービスをグロースさせてる会社に身を置きながら自分のビジョンに近づくことがベストだと思い転職することを決意しました。


転職してから感じること

「とりあえず3年は働いた方がいいんじゃない」
「安定を捨てて転職する理由がわからない」
「150万円以上下げて転職って変人こして変態だよね」

転職を決断してから色んな言葉をもらいました。
応援してくれる方も多くいましたが、理解されないことも多かったです。

正直自分でも安定した生活を捨てることはかなり不安でした。
ただ、転職してからは夢に近づいているという実感を得ながら、毎日全力で生きています。

組織としてもサービスとしても可能性しかない会社。
昨日の当たり前は今日の当たり前ではなく、良くなると思ったら色んな方法を試していく。
そんな刺激的な毎日が心から楽しいです。

正直、転職していなかったとしても私は幸せだったと思います。
ただ今回転職を選んだことで、自分が死ぬときに振り返る「ヨザイズミ物語」は明らかに面白くなってる気しかしません。

人間は現状維持を好む生き物なので、今の職場でモヤモヤを感じていてもそのモヤモヤに向き合わない。
向き合ったとしても行動することを恐れ行動に移せてない方は多いかと思います。
私もその一人でした。

ただ、転職して思います。
「全てを環境のせいにしてはいけないが、環境から受ける影響は大きい」
だから自分に必要な経験が得られる環境を選び、自分が近づきたいと思っている人といることはかなり大事です。

今の職場でなんかモヤモヤして過ごしている方がいたら、そのモヤモヤのサインを無視せず向き合うことを全力でオススメします。
そうすることで自分の人生の物語はもっと面白くなると思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?