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良いこと日記を始めたことと、その効果

北欧暮らしの道具店で買い物をしたらノベルティで手帳がついてきた。私はこの店の読み物や特集(最近だと動画も)が好きでアプリと、Instagramもフォローしてことあるごとに見ている。

手帳がノベルティにつくようになったのはいつからだったか、シンプルで余計なものが付きすぎていないとても好みの手帳、毎年いいなとは思っていたけど買い物はあまりしないので手に入れる機会はこれまでなかった。今年はちょうどこれまたシンプルなカットソーが目にとまり、タイミングよく憧れの手帳が手に入った。

マンスリーとウィークリーのスケジュールページと、リストのページがついている。読みたい本や欲しいものをカテゴリこどにリストにできる。(目新しいわけではないけど、これ便利)

9月から始まるの手帳なので早速9月から使いたくて、けれどまだ今年の手帳は残っている。そもそもバリバリのスケジュールを過ごしているタイプでもない。つまり持て余したそうだったので、この機会に良いこと日記を書くことにした。

良いこと日記は以前に本で読んでずっと頭のどこかでやってみたいなと思っていたけど、読んだのも結構前のことで内容はほとんど忘れてしまった。
まぁ、「良いこと日記」だから。と、その日の良かったこととか、嬉しかったことをウィークリーのページに書いていくことにした。

良いこと日記の本にはたしか、良いことがたくさん起こるようになるとか、なりたい自分になれるとか、夢のような効能があると書かれていたと思う。

そのへんは半信半疑だったけど良いこと日記の効能はすぐにあらわれた。すぐと言っても本当にすぐ。1週間もしないうちに。これを続けて本まで出しちゃう人がいるのも理解できるわ、というほど早い変化。

はじめは、良いことにフォーカスする様になったなと思った。日記に書くためというわけではなくても嬉しいことや楽しいことが印象に残りやすくなった。

わかりやすいことでいうと、夫と仲良くなった。 

元々仲は良いけれど、15年も一緒にいるし会話がないこともしばしば。会話がなくても成立する間柄とはいえ、楽しい会話はあった方がね。

日記を書くことで頭の中が整理されているという感じなのかもしれない。会話のきっかけが生まれやすい気がする。書いているのは私だけなんだけど、ちょっと車で出掛けたりするとき会話が盛り上がって楽しくなった。

最大の効果は、悪いことはありえないのかもと感じること。

良いこと日記と言っているけど、実はそれ程分類していない。とりたてて良いこと(例えば、褒められたとか?)ってそんなにないのでその日の頭に浮かんだことを書く。

人生の中で起こったことをこれは良いこと、これは大変なこと、と分けて見がちだけど、良いこと日記は単純で「この手帳は良いこと日記」としているから書いてしまえばそれはもう良いこと。今日は良いことあったかなと考えず、浮かんだことがそのまま「良い」になる。

なんだか冴えない日も、落胆した日も、悲しい日も、良いこと日記を書くとしたらどんな風にその日を見るだろう。

きっと私は最後に、よかった。と書いておわると思う。

平凡な私にも、思い出すと窒息しそうな苦しみの日もあったけど不思議なことにその日の日記を書くなら最後には「良かった」で締めると思う。

生きている限り良かったは続く。良かったから今日も生きているんだと実感させてくれる。それが良いこと日記の大きな特徴。

どんな日にでも良いことを拾い上げられる自分を発見できる。


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