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頭が狂ってると思ってるのかねぇ

■2022年(両親80歳)

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三女と訪問 
お寿司差し入れる。二人とも穏やか。

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母のメガネ壊れたとのこと。

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二女、三女と訪問 
修理した母のメガネを届ける。

留守電2回

9:36「電話お願いします」の後の二人の会話

(留守番電話にメッセージを入れた後、電話の切り方が分からないようで、自動的に切れるまでいつも3分くらいそのまま録音されている。)

父 うちには誰がいる?

母 分かんない。うちの電話番号だって分からないもの。

父 なんで分からないの?

母 知らない。

父 こんなとこにいるの嫌だよもう。

母 誰だっていやだよ。

父 だからもう帰ろうよ。

母 どうやって帰るの?

父 …尚子もいない? 今。

母 留守電になってるって。

父 なんでこんなとこにいなきゃいけないんだろうねぇ。ねぇ。

母 ほんとだねぇ。

父 どこも悪いとこないのにさ。頭が狂ってると思ってるのかねぇ。

母 うん。

父 こういう荷物は誰が運んだの? 淳子の服とかああいうのは。

母 知らないよ。

父 淳子が運んだの?

母 ううん。こんなの車がないと運べないよ。

父 じゃあ誰がやったの? 尚子?


うーむ、これを聞くと、自分たちが施設らしきところに無理やり連れて来られていることを自覚している様子。胸が痛む。

まだらで、この時はたまたまはっきりしていて状況把握ができたということなのだろうか…。

16:45「淳子です。電話ください。」の後

父 淳子は今何歳になった? 年齢は? 僕と同じくらい? もう少し下か。何年生まれなん?

母 ちょっと待ってて。電話が… なんか変だな。


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