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身体抑制

■2023年(両親81歳)

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父 入院2日目 続き(2)

父の病室に案内してもらうと、4人部屋の入り口に近い方のベッドに父の姿があった。

父は首にマスクをかけられ、鼻に酸素の管が通されていた。

口をパカッと開けて眠っている様子。

病衣がはだけて足の太ももまで露になっている。

太ももはふくらはぎとほぼ同じ細さで、骨だけという感じ。

ずいぶんと痩せてしまった。

呼びかけても父は反応せず。

おでこにずいぶんとしわが寄っている。

両腕がベッドの手すりに紐で括りつけられていて痛々しい。

昨夜、結構動いて抵抗したりしたのだろうか。

取ってあげたいが、かなり頑丈な作りになっていて素人にはどうにも外せない。


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