写真と散歩 19/? 1月の五月雨
1月に撮った写真を五月雨に。
正月は地元茨城に帰ることにしている。普段親不孝な僕も正月と盆くらいは帰るのだ。
近くの神社にお参りに行くのはここ25年ほど続けている。
親戚の家に行くことと
達磨のお焚き上げをすることは毎年のルーティン。
3日ほど実家でゆっくりと過ごす。
昨年、認知心理学の勉強会にで始めた。概念の変化はどのようにして起こるのか。このテーマに答えを出したかったからだ。
独立してそろそろ2年。一度自分に向き合う時間が必要に思えた。
読書量は増え、読む本読む本、「いい本に出会えているな」と思うことは増えた。
けれど、同時に重要な反対意見を見過ごしているのではないか、というモヤモヤがあった。自分の都合のいいように物事を考えていないか?
ある本の一節に「概念の変化は矛盾する現象を綜合することだ」といったことが書かれていた。
「矛盾を見つけよう」それが今すべきことだった。どうやって綜合するかは後回しだ。
矛盾を見つけるためには普段と違う行動をしなくてはいけない。
ふと思いついたのは「会ったことのない人に会いに行こう」。
コロナ禍の中で独立したものだから、出会った人は全員zoomの枠の中の人だった。今こそ会いに行く時なんじゃないか。
思い立って大阪に行った。
気骨のある先生方と教育談議をするのは幸せだ。
大阪散策は少しだけだったけれど、クセのある店が多くて楽しい。
とても充実した三日間だった。
ただ、いきなり今までしたことがないことをしたから身体がびっくりしたのか、声が出なくなった。我ながら繊細である。
一週間ほど体調が悪く、その後も治りが遅かった。
矛盾の綜合には時間がかかる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?