子どもへの声掛けで意識していること

昨日は睡魔に負けて情けない投稿をしたので、今日はプラスのベクトルで発信するとしたら?というテーマで書いてみます。

皆さんは、仕事を終えて家に帰り、お子さんとどんな話をしますか?

・仕事で疲れていてやっとスイッチオフになったんだから、休ませて
・こっちが仕事のグチを聞いてもらいたいよ

なんて声も聞こえてきそうですね

毎日お疲れ様です😌
その気持ちよく分かります。

私も子どもが生まれて
「仕事はスイッチオン、家ではスイッチオフ」
という考え方から
「仕事はスイッチオフ、家では別のスイッチオン」
という考え方に変わりました。
変わったというか、そのように捉え方を変えた方が私の場合生きやすかったのですが😅

話が逸れました、

私は必ず

「今日は幼稚園で何が1番楽しかった?」

と聞くことを意識しています。

下の子はだいたい「なーいしょ」と答えます。
上の子は今日何したっけな?と考えたあと、その日、印象に残った遊びを話してくれます。

この短い問いかけにも意識しているポイントが3つあります。

ポイント1
【1番楽しかった、を聞くということ】
ただ、何して遊んだ?だと遊びの列挙になります。
何が1番?と聞くと子どもは遊びを思いだすだけでなく、その時の気持ちも思い出し、「何が1番だろう?」と考えます。
そして、出てきた答えに「どうしてそれが1番なの?」と問うと、「〜だから」と答えてくれます。
イエスノーで答えられない質問を心がけることは、子ども自身の言語化の練習にもなるだけでなく、子どもの心の様子をしれたり、子どもの状態をより詳しく知ることができます。

ポイント2
【コミュニケーションはナマモノ】
これだけITが発達して、それぞれの個が重要視されても、人間はやはり社会的な生き物、コミュニケーションなしでは生きられない生き物だと私は思っています。
コロナ禍を経て、より強くそれを感じています。
しかし、現代の時間の流れ、特に帰宅してから子どもを寝かしつけるまでの子育て家庭の時の流れはすさまじく、意識しないと、やれ歯を磨け、風呂入れとコミュニケーションというより業務連絡ばかりになってしまいます。
何も親としていいことを言う必要はないのです。今日の様子を聞いて、そんなことあったんだと答える。そのやり取り自体が、その時は何気ない会話でも、それが蓄積され、数年後、宝物になると思っています。
そして、ナマモノと表現したのは、今の子どもの感情にはその時にしか出会えないし、今日のコミュニケーションは今日しかできない、週末に喋り貯め、聞き貯めできないからです。
子どもは大人以上に感情の成長も早いし、子どもならではの言い間違いなんかも聞けます。
そして、コミニケーションとは、いいことを話すだけではありません。時には言いたくないこと、聞きたくないことを話さなければいけない時も来ます。
そんなときに、日頃コミニケーションをしていた事実が伏線回収のように効果を発揮します。
川に流れる水も、流れが止まると汚れていくように、コミュニケーションも流して回していかないといけません。

ポイント3
【同じ質問をするということ】
冒頭でも書いた通り、仕事で疲れて帰宅して、子どもがハッ息を飲むようなビッグクエスチョンを放り込む必要はないのです。
親として質問した以上、何かいいこと伝えないとなんて思わなくていいのです。
気負って、思いつかなくて、業務連絡しかしない状況になるなら、毎日同じでも「今日は何が1番楽しかった?」を聞くほうがいいと私は思います。
そして、同じ質問を毎日することで、答えの変化から子どもの状況の変化にも気づくことができます。

今日は私が実際に子どもへの声かけで意識していることを言語化してみました。



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