子どもはみんなの宝物(ナポリ🇮🇹)
大学3年の夏休み、ヨーロッパ周遊中の僕はイタリアのナポリにいた。
目的は友人のダリオに会うため。
だったが、たまたまダリオがミラノに出張中だったため、入れ違いとなってしまった。
良い意味で(?)イタリア人っぽくなく、とてもマメで親切なダリオは、申し訳なさそうにナポリのオススメスポットを教えてくれた。
思うようにいかない。それもまた旅の醍醐味。
ナポリはマフィアのイメージがあり、少し警戒していたけれど、基本的には街も綺麗で物価もそんなに高くなく、良いイメージへとすり替えられた。ナポリの夜景はどこか見覚えがあり、地元の函館の夜景に少し似ていた。
(夜は薬をやっている感じの人がウロウロしているエリアも歩いた。ほぼダッシュで。)
そんなナポリで1番印象的だったのは、街を徘徊していたら、ある建物の門の前に人だかりができていたこと。
「なんだろう。芸能人でもいるんかな〜。」
なんて、思って待っていた自分が少し恥ずかしい。
門の中からは子どもたちが次から次へと出てきた。どの子どもも必ず親なり兄弟なり、友達のお母さんなりがお迎えに来ており、1人で帰る子どもは1人もいない。
治安が良い日本だから1人で帰るのも割と普通かもしれないけれど、シンプルに愛されてるんだな〜って思ったし、「今日こんなことがあったんだ!」って話をしてたら、そりゃ、感情表現豊かな子どもに育つよな〜って、とても心が動かされた。
そして、イタリアはやっぱりサッカーの国。
ナポリ最終日、飛行機までの時間が少しあったので、子どもたちに混ざってストリートサッカーをした。
日本ではまずパスしがちだけど、イタリアの子どもたちはまずシュート。中には、ほとんどパスを出さずにずっとドリブルとシュートを繰り返す子もいた。もちろんそのプレーを怒る人はいない。
さらには、あんまり運動が得意ではなさそうな子も、しっかりと守備だけを徹底していて、しっかりとチームの役割を果たしていた。
サッカーIQ高め。(サッカーIQってなんや笑)
ナポリの空港にて、ダリオに
「来る前はあまり良いイメージが無かったけど、来てみたら最高だった!!」
と正直に伝えたら、
Facebookにとても嬉しそうにメッセージを載せてくれた。
ありがとう!また来るよ🤝
いただいたサポートで現地飯食べて来ます🍚🙏